本ブログでは駆逐艦の立ち回りについて色々と書いてきましたが、当の本人は最近駆逐艦に乗ることが減ってきました。駆逐艦自体を嫌いになったわけではないのですが、進んで出したくなるような艦種ではなくなってきました。
年末の、環境に抗えなくなった1人の駆逐艦乗りのお話。
楽しかった駆逐艦稼業
- 0.1㎞の隠蔽差でしのぎを削る
- 艦隊の目となる効果的なスポット
- PoiPoi魚雷
- 弾を避ける
挙げればキリがありません。また、そのどれもが試合を勝利に導く行動であったことは忘れてはなりません。
逆境の駆逐艦
この1年も駆逐艦には厳しい環境でした。攻撃機(ロケット)の調整や強力な対空火力を備えた駆逐艦(主に欧駆)が登場したことは良かったのですが、ツリー追加に伴う新たなレーダー艦の登場(ソ重巡)やレーダー駆逐艦の追加と、ますます動きにくい状況が出来上がりつつありました。
駆逐艦は、相変わらず艦載機に悩まされつつ、長射程レーダーからの良弾道高速弾を回避するゲームになっていました。最も代表的な醍醐味である魚雷も、艦載機スポットや長射程レーダーによって超長射程でなければ出番が非常に限定的でした。
クラン戦の環境変化
モチベーション低下の大きな要因の一つです。
空母が本格参戦したことで、
多くの駆逐艦が採用されなくなりました。
直近のシーズンではそもそも駆逐艦が採用されない、採用されたとしてもマルソーというのが主流です。マルソーも立派な駆逐艦ではありますが、自分が好んだスタイルの駆逐艦ではありませんでした。
隠蔽と魚雷のセンスで駆逐艦に乗っていた自分にとって、マルソーは正反対の存在でした。もちろん乗れと言われれば乗れる程度にはしていますが、自分でなくても遂行できることが多いため、積極的には使いたくないといった感じです(マルソーは操艦技術よりも押し引きの判断力が非常に重要である)。
ランダム戦の流れの変化
駆逐艦に乗りたくないと思わせた元凶です。試合の流れが全体的に芋からバカ凸になったと感じました。”芋が多いASIA”は古い表現になったと思います。
駆逐艦で有利局面(敵駆逐艦の撃沈・エリア占領・スポットの継続など)を作ることで勝利に導こうとしているのですが、主力艦艇の不用意な突撃→各個撃破からの数的不利のような流れが非常に多いです。
恐らくプレイヤーの思考が勝利よりも撃ち合うことに重点が言っているように思います。「占領したエリアをキープしていれば勝てる!!」というよりも、「敵が遠くに行ったから追いかけて撃ち合おう」となるのでしょう。有利局面で気が大きくなることも原因の一つのように思えます。
多くのプレイヤーにとって撃ち合うことが主目的であり、勝利は副次的なものであるのでしょう。チームの勝利に貢献すること、チームの勝利の立役者になることが楽しかった自分にとって、駆逐艦がその役割を果たすことは非常に厳しくなりました。
だから私は駆逐艦に乗るのを辞めた
最近はウースターや煙幕マイノーターなどの高DPM艦艇や、大和などの強制貫通が可能な艦艇といった、ダメージ有利を取りやすい艦艇に好んで乗るようになりました。スポット負けするのが気になるときは空母に乗って駆逐艦を執拗に狙っています。
”おごれるものは久しからず、春の夜の夢のごとし”
環境の変化にしっかり付いていって楽しく遊びたいなと思いました。