1936年12月16日に進水した本艦艇について、進水日記念ということで簡単な艦歴紹介とWoWSでの所感をお話したいと思います。
艦歴
1935年9月7日に起工され、1936年12月16日に進水しました。そして1937年8月31日に就役致しました。佐世保生まれ。
本艦艇は白露型駆逐艦の後継に当たります。白露型では兵装・速力・航続力で満足できる性能を持つ艦艇を建造することは難しいと判断されたため、本型へ移行されました。
主な戦闘はバリ島沖海戦・ミッドウェー海戦・第三次ソロモン海戦など。朝潮型駆逐艦4隻にて編成された第8駆逐隊として主な戦闘に参加しました。しかし、1943年3月3日に起こったビスマルク海海戦にて戦没、同年4月1日に除籍となりました。
余談ですが、本型の後継は陽炎型となり、その艦型はほぼ同型でした。
(出典:Wikipedia 参考:https://worldofwarships.asia/ja/news/history/asashio-history-2/)
WoWSでの性能
総評
居るだけで 脅威になれる 駆逐艦
基本的な性能はツリー駆逐艦の陽炎とほぼ同等となります。違いは魚雷性能と消耗品です。
朝潮が装備する魚雷は”深深度魚雷”と言われるもので、戦艦と空母にのみ命中する特殊仕様となっております。その代わりに射程が20㎞、発見距離が0.9㎞と非常に高い性能を有しております。
また、消耗品は煙幕やエンジンブーストだけでなく、”魚雷装填ブースター”を標準装備しており、使用することでわずか8秒で魚雷装填を完了することが出来ます。
陽炎と比較して、駆逐艦や巡洋艦に対する圧力を減らした一方で戦艦への圧力を劇的に高めた艦艇と言えるでしょう。
魚雷について
ゲーム内唯一かつ異質な魚雷
朝潮の魚雷は当たれば確定で浸水を発生させます(工作班使用時や既に浸水している箇所への命中は除く)。また、戦艦がこの魚雷を発見した後に回避することはほぼ不可能です。
射程もTier比で2倍近くあります。昨今の空母環境において前線を上げづらい状況でも攻撃が可能という強みがあります。
駆逐艦や巡洋艦に当たらないという点を除けば、これほど優秀な魚雷は無いと断言できるでしょう。
戦い方
生存重視のスポット&ばらまき魚雷
まず位置取りとして、魚雷が主兵装となることから、なるべく島が少ないところでの戦闘を心がけましょう。そして、隠蔽を生かしたスポットを取り続けるようにしましょう。占領を急ぐ必要はありません。
戦艦に対しては圧倒的な脅威になれるため、魚雷は装填が終わり次第流すようにしましょう。高角・予測線通りであっても当たりやすいです。
巡洋艦に対しては逆立ちしても敵いません。特にレーダー巡洋艦は天敵と言えますので会敵はなるべく避けるよう細心の注意を払いましょう。
駆逐艦に対しては隠蔽を生かして砲戦のタイミングを伺いましょう。主砲の性能は悪くないですが、一定の腕前が要求されるため、なるべく味方と協力して戦える場面を選んで戦闘を行いましょう。
艦載機に対する対空火力は皆無なため、なるべく見つからないよう慎重な立ち回りをしましょう。楽観視せず、見つかりそうになったらすぐに煙幕を焚いて隠れるようにしましょう。
陽炎との比較
魚雷の性能差のみと言って良いでしょう。陽炎であれば巡洋艦も相手できるため、いわゆる詰んだ状態になることはなくなります。
しかし、艦載機が飛び回る環境において、魚雷の射程は長いに越したことはないため、朝潮の方が戦いやすいかもしれません。
配信アーカイブ
配信アーカイブを置かせて頂きます。実際に戦闘に出てプレイもしているため、プレイの参考にどうぞ。
https://www.twitch.tv/videos/840340618