今回でシーズン16となりましたランク戦について、とりあえずゴールドリーグまで来られたので所感やら戦い方なんかを書いていこうと思います。
また、今回はBB_StarSになろうということで戦艦縛りを設けてやっています。というかもはや艦艇縛りに近いレベルでやっているので意見に偏りがあるかもしれません。予めご了承ください。
シーズン16のルール
最近では珍しい、空母使用不可のルールとなっております。反面、潜水艦は使用可能となっています。
空母がいないということで、特にブロンズリーグのTier8環境に大きな影響を与えると考えられます。
ブロンズリーグ(Tier8)
環境考察
空母がいない今環境では一部の艦艇の影響力が減少すると考えられます。具体的に言えばマサチューセッツとキッドの2隻です。この2隻はこれまでと比べて一段下げた評価となると思います。
逆に空母がいなくなったことで立ち回りやすくなった艦艇は山ほどいます。対空が低い駆逐艦全般はもちろん、隠蔽を使って戦線を維持する日巡や接近戦を主体とするドイツ戦艦など。良い影響を受けた艦艇は多いです。
とはいえ、元から強かった艦艇がさらに強くなって(事故の可能性が減って)不動の地位を確立したと言っても良いかもしれませんが……対駆逐最強格のコサックなどが良い例かと思います。
実際の環境
こ れ が 現 実 !!
マサチューセッツ1強です、通常とブラック(B)艦艇で合わせて約8%の使用率で勝率56%程度。評価下がるとかいったやつ、ほんと莫迦。
戦艦
マサチューセッツ以外では旧ランク戦より使われてきたティルピッツや、近距離に強いレーニン・ヴラジオストクなどがランクインしております。ビスマルクは”持たざる者”の味方ではあるものの勝率が露骨に低いあたり、艦艇パワーの差ならびに”持たざる者”のプレイヤー層を忠実に反映しているのかなと思います。
巡洋艦
周年イベントで配布されたバヤールを筆頭に、マインツ・愛宕など外周で戦線を維持できる艦艇が人気です。特にマインツはマサチューセッツの甲板38㎜まで抜けるため人気を博しているものと考えられます。
レーダー艦艇は勝率50%前後といまいち勝ちきれない様相を呈しているあたり、レーダーの有無は戦局に影響を与えない(与えるような戦闘にならない)みたいです。
そもそも6隻中3隻戦艦がいるようなマッチングが多い中、巡洋艦とりわけレーダー艦で役割を果たすのは難しいかもしれません。初動の有利こそ取りやすいですが、レーダーを意識するあまり前に出すぎて戦艦に返り討ちなんて展開も多そうです。
駆逐艦
秋月が頭一つ抜けた使用率に見えて、実は通常+ブラック(B)艦艇のコサックと使用率はほぼ同じです。勝率の差は6%程度と歴然であり、どちらが強いかは明白。どれだけ強力な砲を積んでいようとも使い手が悪ければ暴発しっぱなしの秋月と、隠蔽ほぼ最良値に加えて短距離水中調音+ショートバースト煙幕でお手軽に強いコサックでは安定感に差があるのは当然です。
陽炎は……ノーコメントです。
その他使用率1%未満が殆どであるものの強力な艦艇が多いです。水中調音による強制発見距離5.5㎞を生かしたローヤン・対空は生かせずとも修理班で粘り強く戦うキッド・高速高火力による奇襲を生かしたルテリブルなど。
コサックがお手軽に強いため、立ち回りに自信が無い人はコサックを使うと良いと思います。そんな強艦に抗いたい・コサックに飽きたというプレイヤーがその他に流れていると思いますが、勝率を見ればどっちが強いのか気付くと思います。
潜水艦
現状使用者が少ないためほとんどマッチングしないかと思います。そんな珍しい艦艇群の中でも勝率に大きく差が出るみたいです。見えてる地雷は、可能なら避けたいですね。
大正義マサチューセッツは爆雷空襲の射程が非常に短いため(通常の半分、5㎞)、強力な対抗策になりえます。
戦艦が多い環境で光る強力な魚雷を持った駆逐艦が軒並みコサックで対応されている現状、魚雷を扱うなら対面を無視しやすい潜水艦の方が水雷屋にとってむしろやりやすいかもしれません。
BB_StarSが使用した艦艇
今回は戦艦縛りということで、接近戦で優秀な副砲戦艦で戦おうと決めました。個人的にマサチューセッツは機動力と主砲の集弾性の悪さから好みではなかったため、精度そこそこで魚雷も持っているオーディンを使用しました。
BB_StarSがBBに乗れるようになる第一歩
— びーびーすたーず@WG公認コントリビューター (@BB_StarS_02) 2024年3月16日
二歩目があるかは不明 pic.twitter.com/OE5ffx2DIe
一口解説
オーディンは造船所限定の艦艇です。HPは52,800と低いものの、装甲はドイツらしく堅いです。
他のドイツ戦艦とは副砲の構成が異なり、簡単に言えばオーディンだけTier10のG.K.と同様の128㎜+150㎜構成のためIFHE無しで貫通弾を取りやすい仕様となっております。
主砲が戦艦にしては小さい305㎜主砲ではあるものの、σ値が高いため狙ったところに弾が飛んでいきやすいです。貫通力は低く、巡洋艦のバイタルを抜くのが精いっぱいです。戦艦との近距離戦でバイタルは望み薄なので諦めましょう。幸い装填が早いため手数で攻められます、HEも積極的に使いましょう。
副砲について。前方44度後方40度の姿勢で最大効率を出せるため引き撃ちで待つのが正しく思えますが、敵に頭を向けて防御姿勢を取りながら主砲2基6門をしっかり使った方がダメージトレードは有利に働きやすいです。また、引き撃ち姿勢だとせっかくの隠蔽を生かしづらい(対戦艦での隠蔽の主導権を握り辛い)ため、いづれにしても頭は向けた方が良いです。そのためには、頭を向けて戦っても負けないと判断できる状況・射線管理が重要となってきますのでミニマップをしっかり確認してから行きましょう。
魚雷は対戦艦肉薄時の切り札ですが、自分から手札を切りに行くと大抵負ける(魚雷の射角を取ると貫通弾で大ダメージを貰い、元々の低いHPが仇となってやられやすい)ので使いどころはよく見極めましょう。