びーびーの記録

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【WoWS】日本Tier8プレミアム潜水艦伊56の性能と立ち回りについて考える

Ver.0.11.9より、潜水艦がとうとう正式実装となりました。今回は潜水艦本実装の先駆けとして実装されたなかでも、日本潜水艦伊56について紹介とその立ち回りについて考えていきたいと思います。

 

 

はじめに、潜水艦とは何をする艦種か

 

ゲーム内では各艦種にある程度の役割が設定されています。たとえば駆逐艦であればスポットや魚雷攻撃、巡洋艦であれば対空や火力支援、戦艦であれば大口径主砲による一撃など、”なんとなくこんなことをする艦種”というイメージがあるものです。

 

では、潜水艦の役割とは何でしょうか。

 

これは、現時点での個人的な感想ですが、魚雷攻撃による戦線破壊だと考えております。魚雷と言う点で駆逐艦と少し被っているように感じますが、潜水艦は駆逐艦よりもより尖った役割となります。

隠蔽を潜航/浮上によって自在に管理が可能な点から、やろうと思えばどの位置の艦艇にでも魚雷を当てに行けることが強みとなります(もちろん相応のリスクが伴います)。たとえば最後方に構える空母、島裏に張り付く巡洋艦など、駆逐艦で行くには少しリスキーなこれらを単独で安全に処理することが艦種としての役割かと思います。

 

 

伊56の基本性能

 

それでは、伊56の役割・立ち回りを考えるべく、まずは基本性能から見ていきましょう。

 

伊56

抗堪性

 

HP24,200はTier10駆逐艦並みの数値であり、同Tier潜水艦より1.5~2倍の耐久性を誇ります。

 

他潜水艦に比べ多少のミスをHPでカバーできる点はもちろん、肉薄時に一撃でやられることも少なく、ラムで一方的に撃沈を取ることも(一応)考えられます。

 

 

主砲

真正面には指向できない点に注意

潜水艦としては異例の主砲を使用できます。弾種はSAPのみのため浸水での災害コンボを決めるのに使うことはできません。

 

基本的にはお守りとなりますが、高いHPとSAPの高火力もあってか単純な主砲の撃ち合いだけであれば日駆と良い勝負が出来る程度にはやり合えます。積極的に運用するものでは無いものの、役立たずではないということは覚えておきましょう。

 

 

魚雷

日本の艦艇らしく魚雷の威力はダントツ

まずはじめに、潜水艦の醍醐味である音響誘導魚雷の使用は限定的であることについて押さえておきましょう。射程が6㎞しかないため使いどころがほとんどありません。そのため、メインは代替魚雷(通常魚雷)となります。

 

通常魚雷は艦首にのみ6門と取り回しは悪いですが火力は十分であり、装填時間35秒もあってかなりの頻度で流すことが可能です。射程12.5㎞もあってか普通の駆逐艦のような戦い方が可能で、高回転の魚雷であることから制圧力は高めと言えるでしょう。

 

 

潜航能力

2分しか潜れないが回復能力が高い

他潜水艦と比べ半分の時間しか潜れない一方で、能力回復レートが高いため潜航/浮上を繰り返す戦いは得意と言えます。長時間潜って敵陣へ滑り込むというよりは決めた戦線を守り抜くのに長けていると考えられます。

 

 

隠蔽機動性その他

大型のため潜水艦としては悪い

大型ゆえの旋回の遅さならびに隠蔽の悪さがネックとなっています。特に隠蔽は死活問題であり、潜航可能時間の短さも相まって他潜水艦より隠蔽を生かしての立ち回りが限定的な点は押さえておくべきでしょう。

 

 

消耗品

潜水艦探知機を使用できない

通常使用できる潜水艦が使用できない他、受波器に使用制限がある点は大きな特徴と言えます。隠蔽の悪さもあって敵潜水艦との会敵は絶望的な他、単独での敵艦艇との戦闘も限定的であると言えます。

 

 

立ち位置や立ち回りなど

 

隠蔽の悪さや潜航時間の短さから、お世辞にも最前線で戦うのに向いているとは言えないと思います。敵全容が把握できるまでは味方駆逐艦の3㎞後ろ・味方巡洋艦の3㎞前・味方戦艦の5㎞前といった、常に味方の支援を受けられるような船隊として戦える位置を意識して動くと良いでしょう。

 

駆逐艦はスポット出来ないが一部巡洋艦や戦艦はスポット出来るといった、いわゆる駆逐支援系巡洋艦のイメージで立ち回れば大きな失敗は少ないと思います。突出した駆逐艦を狩るための受波器や誘導魚雷による接近戦が出来る点はそれら巡洋艦よりも器用な点と思います。

 

立ち回りとしては既存の艦艇と同様に外周をじっくり攻めるのが良いかと思います。その上で障害となる敵艦艇の中で、駆逐艦は受波器を使って誘導魚雷を当てるかHPを使ってスポット&フォーカス、巡洋と戦艦はスポット&魚雷でラインを下げていくイメージで良いと思います。ネックとなるのが潜水艦で自力での対処がほぼ不可能です。幸い主砲でちょっかいを掛けられるので、突出してきたら包囲する要員として立ち回ると良いでしょう。

 

 

 

(参考)おすすめ艦長スキル・アップグレードについて

レアアップグレードの応急工作班改良1可能であれば必ず付けましょう
スロット3は潜航能力改良2でもいいかもしれないです

 

4スキルの大型プロペラ・シャフトならびに改良型バッテリー効率は必ず取得してください
元の潜航能力が低いこの艦艇の弱みを強みに変えるスキルとなっています
他スキルはめぼしいものが少ないため適当で大丈夫です

 

(参考)初動は疑似エンジンブーストで差を付けろ

 

初動から潜望鏡深度で移動することで艦長スキル”大型プロペラ・シャフト”の効果を意図的に発動するし移動を速くできます。これは元の潜航能力が低くかつ回復が早い本艦のテクニックかと思います。旗込みで36ノットまで出るようになるので初動の会敵に間に合いやすくなり、影響力を出しやすくなります。万が一ヤバくなったら予備バッテリーを使いましょう。

 

 

おわりに

 

誘導魚雷は使い辛いものの潜水艦らしさは残っており、豊富なHPと高い火力を生かしたパワープレイが可能な点は他の潜水艦とは違った面白さを提供してくれると思います。