今回はWoWSにおいて、一般的に駆逐艦に求められる役割について書いていこうと思います。別記事と重複するところもあるかもしれませんが、総括の意味を込めてまとめていきます。
特にこれから駆逐艦に乗り始める人、乗っていたけど上手く活躍出来なかった人に是非読んで頂きたいです。
読み進めて頂いて知識を蓄え、試合に勝ちまくって、駆逐艦でのプレイングを楽しんで頂ければと思います。
熟練の域に達している諸兄にはありきたりな内容にうつるかもしれません。ですが、基本を確認することは非常に大切なことだと自分は考えております。
どこかプレイングに迷いが生じた時や自信を無くした時、ふっと思い出した時にこの記事を読んで頂ければ幸いです。
駆逐艦は試合の展開を左右するキーマン
駆逐艦に求められる役割は数多くあります。
状況ごとで適切な判断をし行動に移すことで試合の展開を動かすことが出来る艦種。
駆逐艦はそんな艦種です。
「駆逐艦がいなかったら負けていた」そんな風に言われる状況は非常に多いです。
そんな重要なポジションにある艦種にあなたは乗ろうとしています。責任重大ですが、上手く勝利に導くことが出来れば英雄になれるでしょう。
駆逐艦に求められる5つの行動
視界を取る(敵艦をスポットする)
ゲームシステム上、求められることが多い役割の1つです。
駆逐艦は隠蔽発見距離が短く、多くの艦艇に対して一方的にスポットすることが可能なため、多くの場面でこの役割が求められます。
敵艦の隠蔽発見距離に近づかないと敵艦を見ることが出来ないため、砲撃することもままなりません。
これを行うことで敵艦の動向をリアルタイムで把握することが出来ます。敵が戦線を押し上げるもしくは引き下がる動向や、舷側を晒すタイミングを捉えることで味方艦艇が有利に立ち回れます。
エリア占領
ゲームルール上、求められることが多い役割の1つです。
直接的に勝利に結びつく行動のため、積極的に行うことが求められます。
占領をすることで勝利に必要なポイントを継続的に得ることが出来たり(制圧戦)、その瞬間に勝利したりすることが出来ます(通常戦)。
占領するためには一定時間を要します。敵艦に妨害されればもちろん占領はできないため、敵の動きを見てから占領に向かうようにしましょう。
ここの判断が勝敗を分けることが多いため、決して楽観的にならず慎重に行動することを心がけてください。
仮に自艦のみで占領に向かい、敵艦複数隻が妨害しに来た場合、占領をすることは非常に難しいと言えます。その場合は占領を諦め、例えば味方に砲撃してもらい敵艦を撃沈してもらってから占領をしましょう(ここでスポットをすることが求められます)。
魚雷攻撃
駆逐艦の主兵装の1つであり切り札です。戦線を押し上げてくる敵艦を食い止める最後の砦と言っても過言ではありません。敵大型艦艇が押し上げてきたときには積極的に魚雷を流し遅滞することが求められます。
魚雷の流し方に関しては過去記事をお読みください。
→【WoWS】駆逐艦での魚雷の当て方【理論編】 - びーびーの記録
戦術的な煙幕の使用
多くの駆逐艦が標準装備している煙幕は敵艦からのスポットを遮ります。これを利用して、味方艦が発見されることなく、一方的に撃ち続けられるように煙幕を使用することが求められます。
それ以外にも前線を上げすぎた味方艦に対して撤退のために煙幕を使用する、といったケースも存在します。
煙幕を使用する際に注意することは、煙幕の展張によって自艦の位置がバレるという点です。隠蔽性に優れた駆逐艦の場所を自ら教えることになりますので、安易に使用することは控えるべきでしょう。
絶対に沈まないこと
これまで挙げてきた役割は、試合の展開を左右する役割ばかりです。
始めに申し上げた通り駆逐艦はキーマンですので、試合終了まで残っているべき立場にあります。
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スポット・占領・魚雷・煙幕、
それらの役割をこなしつつ沈まないこと。
これが駆逐艦に求められることです。
(補足1)レーダーには気を付けろ
Tier7から、一部艦艇の消耗品に警戒レーダーが追加されます。これは各艦艇の隠蔽発見距離に関わらず、一定距離にいる艦艇を、一定時間強制的に発見する強力な消耗品です。
特に隠蔽性を武器にして戦う駆逐艦にとって最も警戒するべきものの1つでしょう。
Ver.0.9.2におけるレーダー艦とそのレーダー距離に関してまとめますので、マッチング画面にて見かけましたら最新の注意を払って行動するようにしましょう。
Tier7
英CLベルファスト :8.5㎞(25秒)
米CLアトランタ :8.5㎞(25秒)
米CLインディアナポリス:10㎞(25秒)
Tier8
Tier9
パンアジアDDチュンム :7.5㎞(22秒)
アメリカDDブラック :7.5㎞(19秒)
アメリカCLシアトル :9㎞(35秒)
アメリカCAタルサ :9km(35秒)
アメリカBBミズーリ :9.5㎞(35秒)
アメリカCAバッファロー :10㎞(35秒)
アメリカCAアラスカ :10㎞(35秒)
イギリスCLネプチューン :10㎞(35秒)
ソ連CLドミトリー・ドンスコイ:12㎞(25秒)
ソ連CAクロンシュタッド :12㎞(25秒)
ソ連CAリガ :12㎞(15秒)
Tier10
ヨーロッパDDスモーランド:7.5㎞(20秒)
ヨーロッパDDラグナル :7.5㎞(30秒)
パンアジアDDユエヤン :7.5㎞(25秒)
アメリカCAセーラム :8.5㎞(40秒)
アメリカCLウースター :9㎞(40秒)
イギリスCLプリマス :9㎞(40秒)
アメリカCLデモイン :10㎞(40秒)
アメリカCAプエルト・リコ:10㎞(35秒)
イギリスCLマイノーター :10㎞(40秒)
ソ連CAモスクヴァ :12㎞(30秒)
ソ連CAスターリングラード:12㎞(30秒)
ソ連CLアレクサンドル・ネフスキー:12㎞(30秒)
ソ連CAペトロパブロフスク:12㎞(15秒)
(補足2)艦載機に気を付けろ
空母刷新以降、空母とのマッチングは確実に増えています。艦載機によって発見を付けられてしまうことは、レーダーで発見されることと同義であり、それだけでなく、艦載機によって一方的に攻撃されることにも繋がります。
空母戦場での駆逐艦の立ち回りについては過去記事をお読みください。
→【WoWS】空母マッチにおける駆逐艦の立ち回り総論【Ver.0.8.9】 - びーびーの記録
おわりに
駆逐艦は試合の展開を握る重要な艦種であり、責任重大です。
しかし、そんな重要な役割を担っているからこそ、上手く立ち回れた時の達成感は計り知れません。
自分が試合を動かしているような体験が出来る場面もあります。
駆逐艦に乗ってそういった体験が出来る一助としてこの記事を活用して頂けると幸いです。