びーびーの記録

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【WoWS】ドイツ駆逐艦の水中聴音を生かす考え方とその方法

駆逐艦で水中聴音を搭載している艦艇は多く存在します。代表的なところで言えばドイツ駆逐第1ツリーの艦艇や、イギリス駆逐艦ツリーの艦艇でしょうか。

 

今回はとりわけドイツ駆逐艦が搭載している水中聴音の有効的な使い方を書いていこうと思います。

 

 

 

はじめに

 

最もオーソドックスで見栄えの良い使い方として1本の動画をこしらえましたので良ければそちらもご視聴ください。相手駆逐艦に水中聴音を当てる方法の一例と簡単な解説をしております。

動画の例は非常に攻撃的な使い方をしておりますが、現実的な使い方は8割防衛寄りです。動画の例はトップTierマッチの場合でかつ砲力で負けない場合に限定しましょう。

 

 

よくある間違い

 

決まれば強い”煙幕ソナーコンボ”を決めようと相手駆逐艦に近づいていくのは基本的に弱いです。隠蔽と水中聴音の距離の差の分詰めなければならないことはもちろん、一生懸命詰めた先でコンボをしてもすぐに逃げられてしまうからです。

 

また、そもそもドイツ駆逐艦の隠蔽は他の駆逐艦より悪いため、特に開けた海域では詰めることすら困難です。高Tierでは警戒レーダーの危険性もあるため無闇に突っ込んでいくと簡単に撃沈されてしまいます。

 

さらに言えば現在のドイツ駆逐艦は砲力では下から数えた方が早いレベルで弱いため、仕掛けに行った結果返り討ちなんてことも珍しくありません(特に高Tier)。

 

以上の理由より攻めっ気を出した運用は非常に厳しいということをまずは理解して頂ければと思います。

 

 

水中聴音は敵駆逐艦の侵入を阻む網

 

防衛寄りに使うと言っても様々ですが、具体的に言えば相手駆逐艦の正面に立って待ち構えるのが最も強い使い方となります。攻めてきた駆逐艦に対して煙幕ソナーで待ち構えるということです。敵駆逐艦視点として水中聴音で見つかり続けてかつ煙幕で撃たれる中、強制発見距離までの3~4㎞を詰めることは至難の業と言えるでしょう。

 

感覚としては警戒レーダーで占領エリアを覆っておいて敵占領開始時に妨害で使う感覚に似ております。”敵がここまで来たら絶対に逃がさない”という場所を決めて待ち構えるということです。開けた海域では煙幕ソナーコンボまでは決まりづらいですが、占領エリア周りに島がある場合では分かりやすく使いやすい戦い方となります。

 

もちろん敵の警戒レーダーには注意する必要がありますが、この”敵駆逐艦の不用意な前進を狩る動き”が出来るだけでも勝ちを拾いやすくなります。是非覚えておきましょう。

 

 

水中聴音を警戒されている場合の動き

 

相手がしっかり考えて動いてきている場合、不用意に突っ込んでくることはありません。そんなときに役立つのが魚雷です。

 

水中聴音を警戒される場合取られるケースは大きく2つで、水中聴音圏外への転進or巡洋艦や戦艦の到着待機です。どちらでの場合でも魚雷は大きく役に立ちます。

 

1つ目の転進については行く当てがある程度絞られることとなります。艦長スキル「無線方向探知」を取得しているとよりはっきりするでしょう。ドイツの魚雷は被発見距離が優秀で見てから回避しづらいのが特徴です。回転率も悪くないため当てる機会は他駆逐艦に比べれば多いと思います。また、追い込んだ先に味方レーダー艦艇がいれば囲って撃沈することも難しくないでしょう。

 

2つ目の巡洋艦や大型艦の到着待機についてですが、この場合は他の駆逐艦と同じで突っ込んでくる大型艦に魚雷を流すというだけです。警戒レーダーの関係でラインを下げられることはあるかも知れませんが魚雷の絶好のチャンスになるので生かしていきましょう。

 

 

まとめ

 

攻めるに弱く守るに強い!

 

単艦で敵艦艇を蹂躙してキャリーゲームというよりは、チーム全体で場を整えて焦って出てきた敵の足元をすくうような戦い方が向いています。

 

分隊のみで一方面を戦う際に連携出来ると強みが分かりやすいと思います。特にレーダー巡洋艦と組むと敵駆逐艦を追い込みやすいです。他にも味方戦艦のための水中聴音になるという戦い方も出来ます。

 

 

”水中聴音を搭載している”というだけで採用されることもあるのがドイツ駆逐艦です。正しく運用し、搦め手で相手を撃沈する気持ち良さを是非味わって頂ければと思います。