警戒レーダーを使える艦艇の中には、最良隠蔽値に対してレーダー距離の方が長く設定されている艦艇が存在しています。これらの艦艇は発見を付けられた際に警戒レーダーを使うことで、自身を補足した敵艦を確実に補足することが出来ます。
積極的にスポットを取りに行かなくてはならない駆逐艦にとっては非常に厄介なものであり、最悪撃沈される恐れもあります。
今回はそんな若干理不尽な発見即レーダーに対しての立ち回りを書いていきます。
はじめに
どの艦艇が発見即レーダーが出来るのかどうかを押さえておきましょう。
ここではレーダー距離とその艦艇の最良隠蔽を記載します(Ver.0.9.9現在)。
Tier8
パンアジア駆逐艦シェンヤン:7.5㎞(5.8㎞)
ヨーロッパ駆逐艦オルカン :7.5㎞(5.9㎞)
イギリス巡洋艦エディンバラ:10㎞(9.2㎞)
アメリカ巡洋艦ボルチモア :10㎞(9.9㎞)
ソ連巡洋艦チャパエフ :12㎞(10.4㎞)
ソ連巡洋艦タリン :12㎞(11.4㎞)
Tier9
パンアジア駆逐艦チュンム:7.5㎞(5.7㎞)
アメリカ駆逐艦ブラック :7.5㎞(5.8㎞)
Tier10
パンアジア駆逐艦ユエヤン :7.5㎞(5.8㎞)
イギリス巡洋艦マイノーター :10㎞(9.1㎞)
ヨーロッパ駆逐艦スモーランド:7.5㎞(6.1㎞)
相手のレーダーを使うタイミングを予測する
発見即レーダーが出来る艦艇は、どういう時にレーダーを使いたいかを考えましょう。様々なタイミングが考えられますが、大きく分けて2つのタイミングであると自分は考えております。
ずばり、
①エリアを占領しているとき
②自身が見つかったとき
です。
①に関しては通常のレーダー艦と大して変わりありません。違う点は発見を付けていないところからレーダーを使われる点です。
②に関してはこれらの艦艇特有の使い方であり、厄介極まりない使い方になります。
発見即レーダーに対する立ち回り
では、実際どのように立ち回ることが正しいのでしょうか。
正直に申し上げますと、レーダーを回避することは不可能に近いです。発見を付ければレーダーを使われ、付けなくともいつレーダーを使われてもおかしくない状況が続きます。
そのため、レーダーに見つかったその後の動きを考えるのが一番合理的であります。
・レーダーをいつ使われてもいいよう、いつでも撤退できる姿勢を作っておく
・敵艦との射線を減らすことが出来るような航路を考える
・敵艦がどこにいるか常に予想して動く
普段の立ち回りに加え、上記3点を念頭に置くことで発見即レーダーの被害を最小限に減らすことが可能になります。
(参考)発見即レーダー艦は追撃に参加しづらい
艦艇のリストを見てお気付きの方もいるかと思いますが、該当する艦艇は打たれ弱い艦艇で構成されています。
つまり、レーダーで捕捉しながら自身も発砲して追撃・・・なんて立ち回りをすることが出来る艦艇ではそうそうないということです。
また、少しでも多くのダメージを与えようと考え、全門斉射をするために舷側を晒す、なんてことも非常に多いです。
つまり何が言いたいかと申しますと、味方戦艦としっかりと連携を取って狙ってもらうことが肝要であるということです。
おわりに
発見即レーダーを何回も耐えることは高Tierになるほど厳しくなってきます。
接敵時にいかに被ダメージを減らし、かつ、味方艦によって敵レーダー艦に痛打を与えてもらうかがポイントです。
最初は驚くあまり対応が遅れてしまうかもしれませんが、慣れれば大したことはありません。落ち着いて対処していきましょう。