ランダム戦のなかでもいくつかルールがあり、通常戦・制圧戦だけでなく、中央攻略戦があります。中央攻略戦は他の2種類とはまた違った戦い方を要求されます。
今回はマップ「北方海域」の中央攻略戦における各艦種のざっくりとした解説をしていきたいと思います。
北方海域については以前に立ち回りを記事にしておりますので、そちらもご覧ください
中央攻略戦の共通認識
制圧戦よりもエリアを確保し続けている状態でのポイントの上昇値が大きいです。占領エリアを確保し続けられるとあっさり試合が終わってしまいます。よほどの事情が無い限り、ポイントを取られ続けることが無いようにエリアを踏み返すようにしましょう。
占領エリアを確保するために
主に2つの役割に割り当てられます。エリアを確保する役割と、エリア確保を妨害してくる敵艦艇を妨害する役割です。
各方面にそれぞれエリアがある制圧戦と異なり、中央攻略戦は中央に1つのみエリアが存在するため、戦い方に困惑されるかもしれません。
次の項から具体的に説明致します。
具体的な立ち回り
駆逐艦
基本的にはエリアを確保する役割を担当します。敵航空攻撃や敵レーダー艦次第では大きく動きが変わることもあります。
チームに駆逐艦が1隻の場合
もしチーム唯一の駆逐艦であるならば、必ず最奥エリアを踏みに行きましょう。ここを気軽に踏みに行けるのは駆逐艦のみです。
このマップの中央は多くの場所から射線が通りやすく、敵艦に集中的に狙われる場所になります。ここで居座ろうと思えば、煙幕か圧倒的な隠蔽性が必要になります。
もし占領できた場合、状況にもよりますが防衛に努めるのが良いでしょう。敵艦艇が容易に取り返せないよう、向かってくる艦艇にスポット&魚雷で対応します。
チームに駆逐艦が2隻以上の場合
もしチームに2隻以上駆逐艦がいて、左右に配置された場合はとりあえず外周の偵察をしましょう。敵艦のスポットは駆逐艦の大切な役割です。これは、エリア確保を妨害してくる敵艦艇を妨害する役割になります。
マップ中央での戦いを有利に進めるためには側面の射線を確保し、複数方向から攻撃することが望ましいです。そのため、左右の敵前線は上げさせるべきではありません。
敵の前線が下がり中央に有効火力を出しづらくさせた段階で、中央の見方駆逐艦の援護に向かいましょう。敵駆逐艦に対し2隻で対応することで有利を作るためです。
巡洋艦
基本的にはエリア確保を妨害してくる敵艦艇を妨害する役割になります。しかし、持ち合わせている特徴次第ではエリア確保を担当することもあります。
敵艦艇の動向はもちろん、味方艦隊の動向によっても大きく動きを変える必要性があります。
中央配置
駆逐艦の項で述べた通り、最奥エリアを踏むのは駆逐艦になります。中央に配置された場合は、味方駆逐艦が有利に事を運べるよう支援を行いましょう。敵駆逐艦への砲撃はもちろん、対空支援やレーダー支援も大切となってきます。各々の持つ特徴を生かした支援を行いましょう。
一方で、中央は非常に狙われやすい位置になります。自身の生存性の確保と支援の有効性を天秤にかけながら行動を選択しましょう。
左右配置
左右に配置された場合取り得る行動は2パターンに分けられます。1つは外周火力としての戦線構築、もう1つは中央への支援です。
マップ中央での戦いを有利に進めるためには側面の射線を確保し、複数方向から攻撃することが望ましいです。そのため、左右の敵前線は上げさせるべきではありません。巡洋艦の火力をもって敵前線を下げる火力を左右に提供するのが良いでしょう。
しかし、初動から敵艦隊が中央突破をしてくることも考えられ、左右から回り込んでいる間に中央が崩壊する(主に駆逐艦が撃沈される)というパターンもあります。そのために、中央への支援火力として動くことも検討するべきです。特にレーダーを有する米英ソ巡は有効性が高く、敵駆逐艦に大きな圧力をかけることができます。
(参考)硬すぎるソ重巡の鉄板ポジション
上記のポジションは防御姿勢での撃ち合いに強く、APによるクロスが取りやすく、さらにレーダーも有効に使えるポジションになります。甲板装甲が固い戦艦でもおすすめしやすいです。
航空攻撃による集中攻撃に注意する必要はありますが、かなりの強ポジになります。自分が使う時はもちろん、相手に使われる際の対策も考えておきましょう。
戦艦
基本的にはエリア確保を妨害してくる敵艦艇を妨害する役割になります。戦線の要になりますのでどっしりと構えましょう。
共通
それぞれが配置された方面を放棄せず、敵艦艇に戦艦の複数射線を押し付けられるように動きましょう。敵艦艇にクロスが組めれば◎。クロスが組めずとも複数方向から撃つことが出来れば〇。
目標の優先順位は 駆逐艦>巡洋艦>戦艦 ですが、大ダメージを狙える艦艇が他にいる・瀕死の敵艦艇がいるといった場合はその限りではありません。
HP管理と押し引きの判断
当たり前のことではありますが、敵に多くのダメージを与えながら味方の損害を減らす必要があります。そのためにHPの管理は非常に重要となってきます。
当たり前ではありますが、敵戦艦に舷側を無闇に晒さない・敵艦艇に一方的に撃たれ続けない・応急工作班や修理班のタイミングを間違えない等、隠蔽に入るタイミングを考えながら行動しましょう。前のめりの突撃も悪くはありませんが、味方としっかり足並みを揃えましょう。
押し引きの判断は主に2点、敵駆逐艦がいるかどうかと敵戦艦の数になります。ここでいう”押す”はエリア占領を取れる程度に前進することであり、”引く”は敵を占領を許す程度に留めることを言います。
敵駆逐艦がいる中では継続的なスポットと魚雷の恐怖に晒され続けプッシュの成功率を下げてしまいます。特に開けた海域では注意するべきです。
敵戦艦の数が自軍より有利であれば押し、不利であれば引くべきです。火力もさることながら、使えるHPが段違いです。撃ち合いで不利を取りやすいため最低限の砲戦に留めるべきでしょう。
空母
エリア確保を妨害してくる敵艦艇を妨害する役割を果たす最上級ユニットです。
共通
戦場全体の偵察を行いながら、敵艦のやりたいことを妨害することが必要でしょう。ここまで述べてきた各艦種の立ち回りを破壊できるのが空母です。
占領に向かってくる駆逐艦を攻撃機でスポット&往復攻撃・うっかり転舵する巡洋艦を逃さずスポット・孤立した戦艦を往復攻撃など。出来ることも多いですが、味方の状況を見つつ適切な選択をしましょう。
おわりに
中央攻略戦は各々の役割を理解することで非常に面白い戦闘になると思います。