先日、WoWSと蒼き鋼のアルペジオの再コラボが発表されました。
これに伴い、アルペジオ艦艇を購入されプレイされる方も多いかと思います。
今回は販売されるであろう妙高型重巡洋艦(ミョウコウ・ナチ・アシガラ・ハグロ)の性能解説や基本的な立ち回りに関して書いていきます。
基本性能解説
主砲
基本性能に関しては画像の通りです。
この主砲について言及する前に、同Tierのアメリカ重巡洋艦ニューオリンズの主砲性能を見てみましょう。
この2つの主砲を比較することで、妙高の主砲の特徴が見えてきます。
装填時間に関しては、他国に比べ若干遅いと言えます。また、旋回速度も遅く、右へ左へ主砲を取り回すのが苦手です。
しかし最大散布界は他国に比べ狭くなっています。これにより、狙ったところに弾が当たりやすく、敵艦に的確なダメージを与えることが出来ます。
また、その威力に関しても強力です。HE弾の威力とその火災発生率は他国に比べ高くなっています。
魚雷
日本巡洋艦の特徴の一つとして魚雷を装備しています。
魚雷の射程と威力は申し分なく、同Tier駆逐艦暁のそれと同じものを装備しています。
一見強力ですが、様々な要因から有効に使うことが出来る場面は限られています。これに関しては後述します。
対空
他の日本巡洋艦の例に漏れず、対空性能は低いです。
幸いにも水上戦闘機を搭載できるので、艦載機に対してはそれで対応しましょう。
装甲配置
重巡洋艦というだけあって装甲は厚いです。
艦首艦尾は16㎜で、これは一般的な重巡洋艦のAP弾を跳弾させます。
甲板は32㎜であり、これは大和以外の全ての戦艦のAP弾を跳弾させます。
側面装甲は並程度であり、舷側を晒せばバイタルパートを抜かれる可能性があります。
他国と比べても堅いと言っていいでしょう。
隠蔽
船体が大きいためどうしても発見距離は長いです。
主砲の口径も大きいため、煙幕内発砲発見距離も長めになっています。
妙高の強み・弱み
妙高の強みと弱みに関して解説します。
強み
・高火力、良集弾!
このTierでは破格の火力を持ち合わせており、上手く当たれば1斉射で7,000~8,000ダメージ出すことも可能です。AP弾の貫通力も良好で、迂闊にも舷側を晒している軽巡洋艦のバイタルパートを撃ち抜くことも容易なものとなっています。
・堅牢な装甲、圧倒的HP!
先述した装甲配置に加え、ヘルスの量も高くなっています。その値は39,200と、上Tierの一部の巡洋艦より高いです。(ちなみに最上は39,100・・・)
撃ち合いになったとしても、その潤沢なHPで耐え抜くことが可能です。
弱み
・主砲の斉射角の悪さ
全門斉射角が悪く、最大火力を出そうとすると舷側を大きく晒すことになってしまいます。いくら堅いとはいえ巡洋艦、舷側を戦艦に撃たれるとひとたまりもありません。
・魚雷の射角の悪さ
真横~後方にしか射角が取れないため、流そうとすると舷側を大きく晒すことになります。いくら堅いとはいえ巡洋艦、舷側を戦艦に撃たれるとひとたまりもありません。
日本巡洋艦の伝統芸能。
基本的な立ち回り
中遠距離の火力支援艦として立ち回ろう!
火力はピカイチで甲板装甲が厚いため、中遠距離での火力支援艦として立ち回るのが基本です。遠距離においても弾が集弾するため、駆逐艦などの小さな目標にも当てやすく、どの艦艇でも相手取ることが出来ます。
目安として、12㎞~14㎞程度の交戦距離を維持しつつ、引き撃ちの態勢を作ることを意識しましょう。
おすすめ艦長スキルを貼っておきます。アルペジオ艦艇購入者にもやさしい11ポイント構成となっています。
(参考)妙高で破壊的一撃をされてしまう方へ
先述した通り妙高は堅牢です。しかしその舷側は並の巡洋艦であり、船体の大きさからバイタルパートも広く、戦艦から撃ち抜かれることも多いです。
見直すべき点は、舷側を晒すタイミングを相手に見せているかどうかです。
もっと具体的に言えば、相手に発見されている状態で転舵して舷側を晒す動きをしていないか、ということです。
例えば全門斉射しようとしたとき、例えば魚雷を投げようと思ったとき。
見直してみてください、きっとそのタイミングで破壊的一撃を取られているはずです。
おわりに
火力はずば抜けて高いけれども隙が大きい艦艇、というのが1番しっくりする表現かと思います。
ぶっちゃけ妙高使いこなせれば巡洋艦は何でも乗りこなせると思うので、頑張ってみてください。