高機動な大型巡洋艦の決定版
戦場を縦横無尽に駆け巡り勝利を掴め!
今回はCarnot(カルノー)についての紹介になります。
本艦は武器庫にて228,000石炭またはダブロンにて購入可能な艦艇です。
フランス初の大型巡洋艦の実装となりますがその実態はどのようになっているのか。それではさっそく見ていきましょう。
基本性能
抗堪性と装甲配置
Tier9大型巡洋艦の中では2番目に高い、HP66,450となっております。販売停止措置を受けたAlaskaのHPが60,800であることを考えると少し高めに設定されていると思います。耐水雷防御は19%で巡洋艦としては平均的です。
艦首艦尾25㎜・甲板36㎜・舷側30㎜とこのTierの巡洋艦では非常に硬い部類に属します。
艦首艦尾こそマッチングするほぼ全ての戦艦に強制貫通されてしまいますが、舷側の30㎜は多くの戦艦のAP弾を強制跳弾することが可能で、甲板にいたってはあの敷島の主砲すら弾く可能性があります。
Tier9巡洋艦は装甲の脆さが目立つ艦艇が多いですが、本艦はその中でも堅牢であると言えます。とはいえあくまで巡洋艦ですので、戦艦の主砲を横っ腹で受けるのは厳禁です。
主砲
カルノーは3連装砲2基+4連装砲1基の計10門となっております。弾の集弾性を示す値であるσ値は2.05で散布界はいわゆるシュペー散布となっており、他の大型巡洋艦と大きな差はありません。主砲の装填時間が25秒と長い点が欠点でしょうか。
弾道弾速に関して特に強い癖はありません。
対空火力
対空火力は画像の通りで平均的な対空火力と言えます。消耗品”対空防御放火”を使うことでTier8空母には十分に対抗でき、Tier10空母にはそこそこの影響力が出せるかどうかといったところです。
機動性
最高速度34.5ノットは平均以上のステータスでありそこまで苦にならないかと思います。また、本艦にはフランス謹製エンジンブーストを搭載しており使用時には最大43ノットまで出すことが出来ます。
旋回半径と転舵所要時間については大型巡洋艦らしい値と言えます。重い。
隠蔽
最良値で水上発見距離12㎞・航空発見距離8.6㎞となります。大型巡洋艦の中では平均的な所に収まっており、気になることは少ないと思います。
強みと弱み
強み
圧倒的な速力による位置取りと装甲を生かした突撃
大型巡洋艦はその性質上HEの撃ち合いになると弱くなりがちです。そのため、クロスを意識した位置取りとAP弾による貫通を狙うが肝要となります。その要件を満たすために重要な速力が備わっている本艦は、その速力を生かして状況に応じた立ち回りをしやすくなっております。
また、優秀な装甲配置のため多くの戦艦との近接戦も得意です。武蔵やGeorgiaといった舷側装甲を強制貫通しうる艦艇以外に対しては強気に突撃することができます。エンジンブーストを使い主砲が追いつかないほどの速力で敵艦の横を取り、強力なAP弾をVPに叩きこめると最高に気持ちが良いです。
弱み
遅めの主砲装填時間
特にHEの撃ち合いなどの消耗戦になると厳しい展開を強いられます。ただ、味方と連携してAPを生かすことができればカバーできる範囲ではあるので明確な弱点ではないと思います。
立ち回り3行まとめ
とりあえず外周を取る
戦艦の射線を絞る
思い切って気持ちよく駆け抜ける(日和らない)
(参考)おすすめアプグレや艦長スキル
おわりに
砲駆などのすばしっこい艦艇・英戦などのHEを主体とする戦艦は苦手なので気を付けましょう。
もし魚雷があったらOPだったと思います。