散々やるやる言い続けていた調整について、とうとう具体的なところまで漕ぎ着けたのか開発ブログで内容が公開されたため見ていきたいと思います。
開発ブログ↓
Changes to Aircraft Carriers and AA - Closed Test - Development blog
※開発中の内容につき、内容について予告なく変更が行われる可能性があることにご留意ください。
※誤訳、間違った解釈があるかもしれません。予めご了承ください。
空母を使う側の変更点
艦載機
艦載機を発艦させ、艦載機を移動させている間は以下の仕様となります。
- 艦載機は敵艦を発見できない
- 敵艦の対空にさらされない(消耗品”対空防御砲火”使用時はダメージを受ける)
- 艦載機はエンジンブーストを消耗しない
- 艦載機は敵艦艇にどこにいるのか発見される
- 敵艦への攻撃は出来ない
また、攻撃時には以下の仕様となります。
- 攻撃時には敵艦を発見することが出来る
- 敵艦の対空にさらされる
- 攻撃態勢に入る数秒間、対空ダメージを大幅に軽減する
- 艦載機はエンジンブーストを消耗する
これまでは発艦→マップを駆け回り敵艦を索敵→攻撃目標を選定→攻撃開始 といった流れを単一の状態でやっていたものを、発艦→”移動フェーズ(Traveling)”→”攻撃フェーズ(Attaack run)”→攻撃 となる感じですかね。
移動フェーズでは既存の索敵は行えなくなってしまいますが、新たな消耗品”Active Reconnaissance”を実装することで敵艦の対空圏内にいるかどうかやセクター指定を行っているかをどうかを分かるようになりますが、対空を無効化している相手は分かりません。
現状の潜水艦艦長スキル"用心"の消耗品版な感じですかね。あちらは常時範囲内にいる状態で水中調音/レーダー使用時にアイコンが付くように、こちらは消耗品使用中のみで敵対空圏内に侵入し対空を有効化している相手がいる場合にアイコンが出るみたいな。
攻撃フェーズでは攻撃態勢でいられる時間が長くなります。これは現在の仕様でいうところの、攻撃機が5秒くらいしか命中を付ける時間がない部分のことを言っていると思います。代わりに減速しなくなります。先ほどは攻撃機を例に挙げましたが、雷撃機とかは顕著な差になるのかなと思います。
攻撃フェーズに入れば索敵もできますので、味方によるスポットが無くて狙いが付けられないという状態は避けられそうです。しかし今までのような攻撃態勢に入るまでのダメージ軽減時間で対空圏内を駆け抜け消耗を減らして攻撃というような挙動は難しくなると思われます(というかそれを無くしたいっぽいです)。
また、攻撃フェーズに入ってからは中隊からの艦載機補充がなくなります。現在の仕様では、例えば1小隊2機の翔鶴が2小隊4機で敵艦に突入し1小隊2機が攻撃→対空で1機削れるも他小隊から補充→2機で攻撃 みたいことがなくなり、そのまま1基でしか攻撃できませんよということですね。
母艦の副砲について
母艦操作中は、副砲(ただし最大口径のものに限る)を手動で(まるで主砲のように)撃つことができるようになります。
副砲優遇の無い空母は実質丸裸だったのでこれは良い調整ですね。
空母に攻撃される側(水上艦)の変更点
対空防御放火について
”移動フェーズ”の艦載機には通常ダメージを与えられませんが、対空防御放火を使用することでダメージを与えられるようになります。今回の変更と合わせて名前も変更されます(対空防御放火→弾幕砲火?)。
対空セクター指定について
既存の効果に加え、”攻撃フェーズ”における索敵の無効化およびダメージ軽減無効化の能力が付きます。一方で、事前に指定しておかなければならなくなりました。これまでのように対空入ったなポチーではなく、攻撃されそうだから押しておこうポチッって感じです。
対空戦闘効率上昇
対空火器が稼働している時間に応じてメーターが上昇し、一定値に達することで自動で発動する仕様が追加されます。効果発動中は対空ダメージやセクター指定の効力が一時的に上昇します。
感覚的には現在パンアメリカ巡洋艦に実装されている”戦闘指令”の対空版みたいなものですかね。対空戦闘をすることでゲージを獲得し、一定値になることで効果を発揮するみたいな。ただしこれは一定時間たってもゲージは減少せず、また、自動発動してしまうそうです。