びーびーの記録

主にWoWsについて、自分が書きたいことを書きます。

WSCで使った艦艇の解説

WSCで使った艦艇について簡単に解説を書きました。クラン戦でも役に立つものと思いますのでよかったら参考にしてください。

 

 

 

駆逐艦

島風

強みは主に3つ。Tier帯最良隠蔽・3種類で使い分ける高火力の魚雷・それなりに早い機動力となります。隠蔽や魚雷に関しては説明不要かと思います。機動力に関しては艦長スキル「素早く静かに」を取得することでデルニーとほぼ同等の速力を獲得することが出来ます。

役割としてはエリア占領とラインの維持になります。押し引きというよりはじりじりとその場で戦い続けるライン戦のときに役立ちます。12㎞魚雷であれば駆逐艦や巡洋艦に圧力をかけられ、20㎞魚雷ならば後方の戦艦に移動を強要できます。

 

昨今の流行りであるナポリに対して強い艦艇のため採用が増えている印象です。ナポリは水中聴音を搭載できず、かつ隠蔽を生かしやすい場所(つまりひらけた、魚雷が通りやすい場所)で戦う場合が多いため魚雷でのカウンターが狙いやすいです。一方でナポリとのセット運用も非常に強く、採用される艦艇の中で隠蔽の良いこの2隻のセットで動かすことで強力なラインを構築することが出来ます。

 

春雲

チーム戦での春雲は実質スモレンスクです。つまり煙幕を使って火力を出す艦艇となります。固有アップグレードの追加によって味方に煙幕を提供しつつ自分も火力を出すような動きが可能となりました。

しかし基本的には採用されません。というのも米駆+レーダーの2隻で大抵は完結するためです。春雲はこの煙幕レーダーに合わせて追加することが多いです。春雲を追加することで米駆枠を自由に出来るメリットや、煙幕を途切れさせないような運用が可能となります。特に定点に位置取りしやすいモスクワを対策する際に有効です。

 

ギアリング

煙幕を軸に使うならこいつしかいません。サマーズが使えるならサマーズを使います。シャーマンは機動性の悪さと魚雷の使い辛さもあって代用となりません。

基本はレーダー艦とセットで運用します。最近の流行りはギアリング+ネフスキーですがデモインもアリです。

 

デルニー

前シーズンのクラン戦から登場して以降よく使われる艦艇です。枠としては左右に振れる砲駆となります。強みは2つで、長射程良弾道のため安定して火力を出せること・修理班があるため粘り強いことです。

役割は機動性の良さを生かした位置取りはもちろん、対駆逐の支援や対巡洋戦艦での火災などダメージを出すことです。砲駆としては珍しく魚雷も使いやすいのが良いですね。

 

ハバロフスク

ピンポイント採用で砂漠の涙B配置となります。

役割はB占領ないし遅延となります。Bの島裏は射線を切りやすく粘りやすいですが駆逐艦で強襲されやすい位置でもあります。それだけでなく戦艦が島伝いに無理矢理射線を通しに来るパターンもあるため魚雷が強くないといけません。強襲してくる砲駆に対しある程度反撃出来て魚雷の強い艦艇ということでハバロフスクとなっておりました。危険を察知できれば逃げ切れる足もあり、敵のプッシュ側の駆逐の頭を叩きに行けるという副次的な効果も高いです。

 

デアリング

チーム戦で引っ張りだこな艦艇です。レートの高い主砲・単射も出来る魚雷・水中聴音による魚雷事故防止・修理班搭載・ショートバースト煙幕による断続的かつ高頻度な火力支援など、場所や状況を選ばない強みを持っております。

弱点として低速力なことが挙げられます。つまり初動から大立ち回りは出来ず、移動量の大きいサイドチェンジは難しく、撤退の判断が遅れると逃げ遅れるということです。とはいえこれらの弱点は戦術でカバーできる範疇であることがほとんどであるため気になりません。

 

ヴァンパイアⅡ

今回は北方海域のみのピンポイント採用です。役割は水中聴音を使ってのB占領確保です。Z-52と違う点として魚雷射程の違いはもちろん、主砲の火力や機動性など水中聴音以外で与えられる影響が大きいです。

低速用煙幕で味方艦艇を運ぶ運用が流行りを見せておりますが、ヴァンパイアⅡ自身が発見されると支障が生じるので、序盤はともかく、あまり安定しません。

 

ラグナル

レーダーが実用的な砲駆となります。ユエヤンと違いレーダーで捕捉した敵駆逐艦を自分で対応することが出来ます。豊富なHPと修理班・25㎜装甲があるため多くの駆逐艦に有利を取りやすい他、長射程良弾道を生かした火力支援も得意としており腐りにくい艦艇です。

レーダー巡洋艦を配置しづらい場所にて活躍してくれるだけでなく、砲駆とセット運用することで敵駆逐にダメージ有利を取りやすくなります。1vs1でマルソーやデルニーに撃ち負けないのも評価が高いです。

 

 

巡洋艦

デモイン

レーダー艦艇。30㎜装甲のためクレムリンが蔓延る環境では肩身が狭く、ほとんどの場合は煙幕とセット運用となることが多いです(もちろんデモインの強ポジはその限りではありません)。

高レートで跳弾優遇を備えた主砲は非常に強力で多くの巡洋艦に有利を取ることが可能です。固有アプグレによる機動性強化によってナポリの強襲で一方的に負けることの少ない(勝てるわけでは無い)レーダー艦でもあります。決して弱い艦艇ではないのですが打たれ弱く弾道も悪いため押し引きの激しいマップでは腐りがちです。

 

モスクヴァ

レーダー艦艇。12kmという広いレーダー補足範囲に加えHE火力が高く、遠距離でも駆逐艦に当てやすい高速良弾道な主砲が強みです。防御面では50㎜装甲のおかげで正面はもちろん引き撃ちでも簡単にはやられないなど、色々な場所で採用が検討できる艦艇となっております。

弱点は隠蔽が悪いことです。配置についてしまえば強い艦艇ですが、不意のスポットで余計な時間がかかることが多いです。また、いくら固いと言えど所詮は巡洋艦であり撃たれ続けると撃沈されてしまいます。自分からスポットを切りづらいため戦術でしっかりとしたライン構成をしてあげたり射線を切れるようにしてあげると補強できます。

 

スターリングラード

レーダー艦艇。モスクワが持つ強みに加え、高精度の大口径砲によってAPでのクロスが強い大型巡洋艦です。

昔はよく使われておりましたが現在は仕様変更や艦長スキル変更によって耐久面が大幅に弱体化され、VPも抜かれやすく火災にも弱い、縦でも横でも耐えられないという打たれ弱さが目立つ艦艇になってしまいました。下手をするとマルソーやデルニーと言った砲駆1隻で崩壊します。結果として、中央でも外周でもクロスを組もうとするとスタグラがラインを維持できないため採用を見送られることが多いです。

しかしスタグラが与える脅威は依然として大きく、位置が見えない間は敵巡洋艦に警戒を強要できます。また、ヘイトを貰わない位置で主砲を撃っている分には強い艦艇でもあります。

 

ネフスキー

レーダー艦艇。12㎞という広いレーダー補足範囲を持つソ連巡洋艦の中では隠蔽が良く、レートの高い主砲のおかげで対駆逐性能が高くなっております。一方で防御面はそこまで高くなく、装甲も一般的な巡洋艦と変わりません。そのため基本的には煙幕とのセット運用が多いです。

火力は非常に高いですが煙幕内発砲ペナルティが10㎞と長いため注意が必要です。引き撃ちは得意ですがプッシュは苦手な部類のためしっかりとしたライン構築の際に使われることが多いです。

 

ナポリ

良隠蔽・固い装甲・近距離で強いSAP副砲・良好な機動性・排気煙幕持ち・長距離魚雷搭載など多くの特徴を兼ね備えた艦艇です。1vs1の撃ち合いであればまず負けることはありません(絶対に勝てるわけでは無い)。

舷側の60㎜装甲は並のHEやSAPを不貫通としAPを跳弾させます。隠蔽の都合で多くの艦艇に対し撃ち合いの主導権を握れ、レーダー圏外なら排気煙幕で転舵することも出来ます。純粋な撃ち合いでは他艦艇に劣るものの副砲圏まで近づければその限りではなく、また、先述の装甲や煙幕を生かして強引に位置取りを出来る点が非常に強力です。

ラインを維持するのもプッシュするのも一線級な艦艇となっております。水中聴音を搭載していないため魚雷に弱いという点にのみ注意が必要です。

 

 

戦艦

モンタナ/コンカラー

どちらも修理班に優遇のある耐久寄りの引き撃ち戦艦です。モンタナであればある程度プッシュする判断もでき、コンカラーであればモンタナよりも火災に強くなりHE火力が高くなります。

昨今の砲駆の火力インフレが目覚ましく、適当に配置した戦艦は修理班を使い切れず撃沈されるケースが多いです。戦線を維持しつつ引き撃ちさせるのであれば回復に優遇が無いと耐えきれません。

 

クレムリン/オハイオ

30㎜強制貫通組。基本はクレムリンで良いですが遠距離でクロスを組む判断が必要なマップなどではオハイオの方が射程や精度の関係で採用されます。

他の30㎜強制貫通が出来るレピュブリクやプロイセンは耐久面で明確な差があり採用されることは少ないです。

 

シュリーフェン

良隠蔽・高速力・強力な副砲と魚雷を搭載した近距離戦に特化した戦艦です。昨今の駆逐巡洋の火力インフレに対するメタ艦艇といった立ち位置で、副砲圏内での撃ち合いをさせない拘束力を持ちます。

決まった時の強力さは折り紙付きですがポジションを読まれやすく、活躍させてあげるには工夫が要されます。