KotSXVIII国際戦が終わって、アップデートが来て少し落ち着いたかなと思ったらサンタコンテナやら雪かきのシーズンがきて息つく暇もないなと。
一足先にサンタコンテナをメガで160個、150,000ダブロンを使ってゴールデン艦艇をコンプリートして一区切りしたところで気が向いたので……
今年のKotSについての振り返りを書いていこうかなと思います。個人では今年で最後のつもり(と言い続けて5年くらい経ってる)で臨みましたので、それなりに書けることもあるんじゃないかなと。
前置き長いのもアレなのでさっそく。
開催前
日程調整とか盤外戦術の話
毎年このくらいの時期(10~11月)に開催しています。クラン戦シーズンの日程を見てるとそろそろだなと1ヵ月以上前から分かります。そこから頑張って土日を空ける努力をします。今年は8月末から開催日程の見当がおおよそ付いていました。とは言え正式発表はいつもギリギリなので油断なりませんでしたが、今回は開発者ブログで早め?に言及してくれました。
予選のグループ分けは直近のTier10クラン戦のシーズンを参考にしています。好成績を残せば強いチームと当たりづらくなります(強いチームが固まらないよう振り分けている)。中途半端にクラン戦の順位を上げると2巡目3巡目に入って強いチームと当たるので、やるなら徹底した方が良いです([JC]は過去に死ぬほど[VOR]と当たってボコられました、クラン戦上位8チーム目指し始めてから改善しました)。
練習試合の話
直接担当したことはありませんが、やることは単純なスケジュール調整の話になります。一番の敵は自チームのメンバーで、「予定は未定」とかほざくメンバーが多いほど苦労します。
相手チームとのやりとりについて、KotSのメンバー登録の際にリーダーを登録するので、相手のリーダーにDiscordで連絡を取ればOKです。相手チームリーダーの予定管理が適当だとふざけた結果になるので気を付けましょう。
練習試合前にはタクティクスの準備をしましょう。世の中には相手のタクティクスを盗むために練習試合を組む輩も存在するので、自信のあるものは隠した方が良いです。特に中華勢の横の繋がりは計り知れません。注意しましょう。
試合に関して
ルールの話
基本ルールに改定がありました。それは「販売停止艦艇の使用解禁」です。たとえばスモランドとかプエルトリコとかが良い例かと思います。
昨今は地域予選からプレスアカウント(大会専用アカウント)を使用するようになったからか、プレイヤーの艦艇所持事情等不公平な状態が起こらなくなったため解禁としたと推測しています。
ちなみに今シーズンのルールは下の画像の通りです。

コロンボ固有UG禁止という露骨な調整
試合前に各チーム4隻まで禁止艦艇を指定でき、両チーム合わせて最大8隻禁止にできます
タクティクスを組む上で重要な、禁止にされそうな艦艇の話
駆逐艦編
クレベール&マルソー
言わずと知れた高速駆逐艦。いるかいないかでタクティクスを大幅に修正する必要性が出てきます。何なら使えなくなるものも出てきます。しかもクレベールは固有UGで隠蔽が良くなるので対策が非常に難しいです。
ランダム戦と違いスポーン位置が中央固定なので、初動において足の速さが射線の数やエリア確保に大きく影響を与えます。初見殺し力が非常に高く、過去にはクレベール5隻やマルソー3隻といった一見ふざけた並びで敵を圧倒するなど実績豊富な禁止筆頭候補です。
グダニスク
駆逐艦で9㎞レーダーを搭載してしまった駆逐艦。おまけに対駆逐火力も高くエリア防衛力は駆逐艦の中では随一。開けた海域での被発見レーダーはもちろん、占領エリアをレーダーで獲る/守るという点では無類の強さを誇ります。ランダム戦とは違い連携が取れるので短いレーダーでもしっかりフォーカスして大ダメージを与えることが可能です。こいつがいるせいで大抵の駆逐艦は採用圏外となります。
それだけの強さを誇るので、当然チームに1隻までの選抜枠の1隻に抜擢されています。しかし禁止してもいいレベルで強いです。
春雲
固有UGによってアメリカ以上の長い煙幕を展張出来るようになった煙幕艦艇。煙幕で隠す動きをする駆逐艦は複数いるため禁止にした際の影響力は小さいですが、中でも春雲は主砲火力が馬鹿にならないので煙幕駆逐艦の中では禁止に挙がる1隻となっています。
スモランド&ラグナル&ユエヤン
いづれも7.5㎞レーダーを搭載した艦艇で戦略的価値が高くそれぞれ固有の強みを有していますが、残念ながら禁止の枠が足りません。マップや相手チームに合わせた禁止候補であり優先順位は低いです。
巡洋艦編
レーダー艦全般
どれを禁止にされてもおかしくないです。もし禁止にされても柔軟に対応できるよう練習しておきましょう。
ペトロ
誰もが認める最強。ただしその強みは12㎞レーダー所有者の中では圧倒的に硬い装甲とAPの強さにあります。こいつが突破できなくて負けのパターンがあまりにも多すぎるため(机上論理ですら突破が困難)、自分たちが自信をもって使用できる場合を除き禁止にするのが無難です。
モスクワ
駆逐支援・レーダー防衛・火力投射なんでもござれな万能艦艇。貴重な12㎞レーダー所有者にして弾受けも出来る優等生。バイタルの柔らかさをカバーできれば強力な艦艇です。一方で、あまりにもポジションが読まれやすい艦艇でもあります。対策されるとすぐ撃沈されてしまう、初見殺し被害担当艦代表。ただしそれでも強いから禁止にされます。というか12㎞レーダーがチーム戦においてあまりにも強すぎるのが問題です。
ブリスベン
貴重な12㎞レーダー所持者にして被発見レーダーが可能な軽巡。その柔らかな装甲を補うため基本的には煙幕を使った運用が主となります。基本的にレーダー艦はレーダーの距離が長いほど有利です。主砲火力の低さから駆逐を沈めるほどのパワーはありませんが、エリアの防衛やラインの構築をする分には十分すぎるほどの強さを持っています。
特に米駆と合わせての魚雷が強力で、開けた海域での制圧力は高いです。煙幕の中に入れられると魚雷込みで非常に鬱陶しいので禁止にされやすい艦艇です。
デモイン
レーダー艦と言えばこいつみたいなところがあります。古より使われ、今日でも使われる優秀な艦艇となっています。レーダー距離は10㎞と標準的ですが、圧倒的投射量と跳弾優遇APが持ち味です。煙幕で隠して使う中では火力に重視した採用となります。
マイノーター
10㎞レーダー艦艇の中でも被発見レーダーが可能な艦艇です。装甲は非常に柔らかいので煙幕運用が主ですが、隠蔽が良いため煙幕がなくても動きやすいのが特徴です。駆逐艦目線では発見したら必ずレーダーで見つかってしまうのが厳しく、いくら柔らかいといえど防御姿勢を取られると耐えられてしまうのが非常に厄介です。APしか使えませんが、投射量のおかげか思ったより火力が出るのもポイント、普通に禁止候補です。
スヴェア
煙幕運用はしないけど駆逐艦とコンビでライン構築したいなって時に非常に優秀な艦艇。ほぼ被発見レーダーの9㎞レーダーにショートバーストが合わさることで耐久力は見た目以上となっています。
相手にレーダー艦がいなければ引き撃ちでライン構築と火力投射ができる優秀さからチームに1隻までの選抜枠の1隻となっています。サンマーティンと違って駆逐を撃退しやすいのが強いポイントです。禁止されてもおかしくないです。
ナポリ
誰もが認める最優の外周巡洋艦。隠蔽の良さ・装甲の堅さ・排気煙幕の取り回しの良さなど、外周で役割遂行する際に欲しいもの全部持ってます。マジで魚雷以外で撃沈できる気がしないレベル。
明確に実力差が出る艦艇なのでよほど自信が無ければ禁止にした方が良いです。[JC]では最終的にずっと禁止してました。
マルセイユ
高速編成における火力枠として採用されやすく、隠蔽もそこそこで装甲も堅めと優秀です。こいつに初動で先回りされてAP刺されたり位置取りされると詰むパターン、初見殺しが存在するので禁止にすると速攻で負けることは少なくなります。
戦艦編
リベルタ
副砲主体の艦艇の中で最も火力に特化した戦艦です。戦艦同士のタイマンで負けることはほぼなく、押し引き両方で強い副砲戦艦となっています。
その強さからチームに1隻までの選択枠の1隻に抜擢されていますが、バ火力なので禁止される可能性は大いにあります。
今期本当に強いと感じた艦艇
駆逐艦グダニスク
こいつがいないと[JC]のタクティクス半分くらい語れません。それくらいに依存していたので禁止にされると非常に効きます。スモランド使えばいいって話にはならないのがグダニスクの強さだと思います。
巡洋艦ユトレヒト
煙幕で隠したときの火力はもとより、空襲があまりにも強すぎました。いるといないとで勝率違うんじゃないかと思います。本大会ではユトレヒトの他に優秀な外周火力のオラニエや初めての空襲搭載戦艦ウィレムが使われるなど、空襲が強いマップが多かったかもしれませんが、そんな状況の中ユトレヒトは頭一つ抜けていたと思います。
戦艦ラウリア
TTaroがお勧めしてきて使い始めたのがきっかけだった気がします。売り文句は「サンダラーとオハイオの中間」だったと思います。特に煙幕の後ろで構える戦艦の中でそこそこの装甲を持ち合わせており、かつ隠蔽が良く速力もあって押し引きがしやすい、ちょうどいい戦艦だったらしいです。
[JC]チームとしての振り返り
負け試合はどれも相手が1枚上手だったなと感じられる展開だったので完全な実力不足でした。もう一皮剥けないと次のステージに行くのは現実的に厳しいかなと感じました。
一方で、大会を通して[JC]らしい安定感のあるタクティクスをミスなく忠実に実行できていたのは非常に良かったと思います。
アジアで4位・国際戦でbest16と、残念ながら最高戦績の更新には至りませんでしたが、これまでで一番強かったと言える試合内容だったのではないでしょうか。
今回のKotSを語る上で傭兵として協力してくださった[SOLO]nanatoriさんと[FIX]niseredoさんの存在が欠かせません。
従来では実質[JC]メンバーのみでの挑戦でしたが、前回クラン戦から傭兵を採用し始め、その頃からお二人には随分お世話になりました。それぞれ[JC]に足りなかった分野で存分に活躍して頂いたおかげで非常に層の厚いチームになったと心から思います。
BB_StarS個人の振り返り
今回は煙幕駆逐艦の採用が非常に多く、専ら煙幕を展張してライン構築たまに魚雷みたいな役割に落ち着いていました。ミスらしいミスは国際戦vs[THROW]のフェロー諸島くらいだったと思います。コンディションが悪かったこと(リアルで12時間稼働後即試合)とそれに伴うコミュニケーション不足で結論付いたのでダメージは少ないと思い込んでます。
これはメンバーとも話したのですが、最近自分自身の成長が感じられなくなってきてしまいました。「どんな小さなことでも成長を感じよう」をモットーに取り組んでいますが、今回は見つけられませんでした。モチベの維持はなかなか厳しい……。
これからどうすっかなといったところで別分野に手を出せばとのことでペトロ&モスクワを練習するという話にそのときは落ち着いたのですが、[JC]の駆逐艦BB_StarSが動くことはまず無いよなという自負もあり……うごごごご。
諸々の兼ね合いを考えつつ老いとも向き合っていかねばならぬのしんどいです。
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そういえば
サマーズとギアリングの使い分けについて語ると約束していたので語ります。
結局は魚雷本数と速力の兼ね合いになります。4連装と5連装ではどうしても差が出てしまいます。どこかで書いたかもしれませんが、5連装は4連装に比べて流れる箇所が中央と両側の3本確定で流れるので、両側しか確定しない4連装より狙って当てやすいです。
また、速力の問題も非常に大切です。速ければ速いほど良い、というわけではありません。煙幕で味方巡洋艦を隠す都合上、味方との距離はある程度近い方が何かと便利なことが多いです。移動量を求められる場合に限ってはサマーズを選択しますが、魚雷の兼ね合いもあって基本的にはギアリング選択が個人の中では正解となっています。
あと隠蔽の問題も小さなことですが大きな内容です。サマーズ5.8㎞に対してギアリング(固有UG)は5.6㎞。この差に泣いて負けるのは嫌です。