びーびーの記録

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【WoWS】島風が使える20㎞魚雷の持つ役割を知る

島風といえば5連装3基15門の魚雷がウリな駆逐艦です。魚雷を3種類から選択でき、自身のスタイルによって使う魚雷を変更することが出来ます。

 

今回はその中でもトップの射程を誇るType93(通称20㎞魚雷)についてざっくり書いていきます。

 

 

 

射程は長いが当たらない魚雷

 

20㎞魚雷はツリー駆逐艦では島風にのみ許された特別な魚雷です。圧倒的な射程を誇り、敵前線の駆逐艦やレーダー巡洋艦と距離を置きつつ敵艦艇を魚雷の射程に捉え続けることが出来ます。

 

そんな便利な魚雷ですが1つ致命的な弱点を抱えております。それは劣悪な魚雷被発見距離です。2.5㎞は他国の駆逐艦が使用する魚雷の約2倍に相当し、遠距離から魚雷を発見され回避される余裕があります。いくら射程が長くとも当たらなければ意味がありません。

 

そういった事情から、基本的に魚雷の選択は汎用性の高いType93mod.3(通称12㎞魚雷)が推奨されることが多いです。

 

 

20㎞魚雷が持てる役割を知る

 

20㎞魚雷が敬遠されている理由を理解したところで次はその魚雷の使いどころを書いていきます。

 

現在の問題点は魚雷が当たらないことにあるので、魚雷が見えていても回避できない艦艇を探せばいいわけです。つまり戦艦です、戦艦に対しては有効であると言えるでしょう。

 

20㎞魚雷の持てる役割は「前線をレーダーや艦載機によって圧力を掛けられている状況でも敵戦艦に魚雷を流せること」と言えるでしょう。

 

 

魚雷が当たらないという問題に対して「魚雷を避けられない状況で流す」という回答をもって「超長距離でも魚雷を流せる」という役割もありますが、かなりチーム戦寄りの考え方なのでここでは割愛します。

 

20㎞魚雷の限界

 

とはいえ距離がある中で敵戦艦を破壊的一撃することはまず不可能です。せいぜい1斉射で数本当たればいいところでしょう。巡洋艦が持つ警戒レーダーや戦艦の持つ大口径主砲とは違い、劇的に戦況を変える効果は薄いです。

 

反面、12㎞魚雷であれば駆逐艦や巡洋艦に対して破壊的一撃を取れる可能性があることを考えると戦況への影響力は高いと言えます。

 

 

20㎞魚雷はありえないことはないが
使いどころは見極めよう

 

たまに「20㎞魚雷www」といった反応を見ることがあるのでざっくりと書いてみました。役割を理解できれば使うことも一考に値すると思います。

 

最近ランク戦で戦艦多めのマッチング(戦艦4巡洋2駆逐1など)が多いため使っていますがそこそこ活躍できます。KotSなどの競技シーンでも積極的に使用したことがあります。しかしランダム戦ではほとんど使用することはありません。

 

使いどころを見極めるとはそういうことです。