今シーズンもクラン戦お疲れさまでした。クラン[JC]ではタイフーン30勝ミッションの達成者が14名と参加人数・戦闘数をこなすことが出来たため大変良かったと思います。また、いつぞやのシーズン以来のハリケーン到達を達成でき、メンバーの一人として嬉しい限りです。
さて、今シーズンは久々の空母無し・同一艦艇の禁止の制限があるシーズンでした。意外にも制限の追加変更がなかったため環境は安定していたように思いますが、追加された新ドイツ戦艦のせいでしっちゃかめっちゃかされたのでどこも二転三転したのではないでしょうか。
そこらへんの話も触れつつぼちぼち書いていきたいと思います。
今シーズンの特徴
- 空母無し、戦艦2隻まで
- 同一艦艇の使用禁止(同じ艦艇は1隻まで)
- アーリーアクセス艦艇は使えた(シュリーフェンのこと、後述)
今シーズンのアレコレ
初期
ドイツ第2戦艦ツリーのアーリーアクセスが途中だった時期でしたが、オークションによって限られたプレイヤーのみシュリーフェンが使えたという状況でした(相場は30,000とか40,000ダブロンくらい)。ただ持っているプレイヤーは全サーバーで1,000人だったかと思うので遭遇率はそこまででした。戦術の研究もあまり進んでなかったのかそこまで大した印象がありません(というかもう記憶にない)。
年末年始挟んだせいで記憶がかなり曖昧なのでアレですが、初期は色々な編成が出てくるなかで自分が感じたことは「スモランドにあらずんば駆逐にあらず」ですね。1隻いるだけでもヤバいので販売停止艦艇も制限に追加しませんか、と思ってました。
初期に使っていた編成は以下の編成。
スモランド/マルソー/ペトロ/モスクヴァ/ナポリ/クレムリン/ブルゴーニュ
今後艦艇制限が一切なかったため、戦艦を少し変えてみる程度で基本はずっとこの編成でした。とりあえず強そうな艦艇並べておこうぜってことで、たぶん周りも同じ感じだったと思います。多少の違いはあれど基本形はこれだったと思います。
戦艦枠の変更については
ブルゴーニュ→オハイオ/モンタナ/コンカラー/サンダラー
クレムリンはだいたい押し側に使うので反対側の戦艦は対応ムーブになる訳で、その戦艦はどう動かしたいのか(耐え続けるのか、リプッシュでゴリ押しまで考えるのか等)を考えて選択式でした。
最終的には米戦のどちらかでという結論だったと思います。
シュリーフェンについて
シュリーフェンが正式実装されてからちょくちょく見る程度にはいました。最終的に編成タイプが3つくらいになったわけですが、シュリーフェンはそのうちの1つを担うくらいには強かったです。バグで副砲と魚雷がほぼ壊れないというのも追い風だったかと思います。
シュリーフェンを使ったタクティクスのことを個人的にシュリーフェン・プランと呼んでいましたが(実際にあった作戦です、語呂が気持ち良い)、このシュリーフェン・プラン、初見殺し性能が高かった印象です。
シュリーフェンの機動性と副砲火力で一気にゴリ押しするわけですが……これがマジでヤバかったです。基本見えてから対応してたら負けます。ある程度シュリーフェンが来る前提で動くことを強いられるため非常にやりづらい相手でした。大抵は島や煙幕を使うことで生存性を担保しつつ、とにかく敵を轢き殺すタクティクスになるので上手く退くことができるかの勝負になります。
バグが治った後どうなるかは分かりませんが今シーズンで間違いなく爪痕を残したと思います。編成としてはシュリーフェン/ナポリ/煙幕駆逐みたいな形だったと思います。残りはクレムリンやペトロなど、強そうな艦艇から選べばOKです。
駆逐3隻編成について
3つの編成タイプの最後の枠。クレベール/マルソー/スモランドなど、強そうな駆逐を並べて敵駆逐を轢き殺して占領優勢で勝つみたいなやつ。特に駆逐艦の腕が出るので安定性は低めな印象。しかしこの編成を使ってくるクランは大抵強いため厄介極まりない。スモランドのレーダーの後ろからクレベールとマルソーが出てくるときの恐怖は計り知れないものがあります。
最近追加されたアノ艦艇は?
ラグナル
ライン維持は得意だが詰めて狩るほどの力は無い。そもそもスモランドが使えるのだからそれでいいじゃないかという結論。たまに駆逐3隻編成で入ってきたりはしていた。デモインキラーな側面があるのでデモインが多ければ出番はあったかもしれないが……。
ナポリ
KotSでの活躍を見れば一目瞭然で強い艦艇だと気づくはず。ここまで散々名前を挙げてきたとおりの活躍を残した。主砲火力はそこまでだが1vs1にて活躍するため少数戦ではキラキラを通り越してギラギラしていた。
ハウデン
艦艇ラインナップで見た記憶がありません。戦艦はもちろん、巡洋艦にすら空襲の貫通が安定しないので必要ないということじゃないでしょうか(甲板装甲がソ重巡sは50㎜、ナポリは40㎜)。
最近見かけなくなった艦艇
デモイン
以前は圧倒的レートで巡洋艦1vs1の強者であったが、ペトロに主砲壊されるわクレベールに遠距離でボコボコにされるわ戦艦がもれなく30㎜強制貫通してくるわで肩身が狭くなりすぎてしまった。決して弱いわけでは無いがわざわざ使うメリットが薄いというのがたぶん正解。
スタグラ
艦長スキル刷新で防火・応急対応の基本が没収されたことによって耐久力がかなり落ちた。戦艦同様燃やし尽くされる場面が目立つようになって使われなくなった。スタグラの主な役割は第3の戦艦のようなクロス射線だが、島裏射撃マルソーに一方的にやられている印象が強い。そもそもスタグラでクロスを組んでも抜けない場合が多くなってきた気がする。ただしいるだけで圧力になるので決して弱くない。マルソーやスモランドのようなVPのないHE火力に弱くなってしまったのが採用率低下の直接的な原因だろう。
ヴェネチア
駆逐キラー。たまにレーダーとのコンボで決めようとする編成が見受けられるがそれ以外の部分で負けていることが多い気がする。そもそも同国籍のナポリに1vs1でほぼ勝てないため外周のラインが下がりがちになる。良くも悪くもSAPであることが響いていると思われる。
おわりに
今シーズン最終日に1戦だけやった編成を紹介します。
「煙幕が使える艦艇を各人で自由に選ぼう」と言った結果こんな編成に。戦艦は煙幕を使えるのはコロンボだけなので2隻目はフリー枠。勝敗度外視のエンジョイ編成でいざ出撃。
こんな編成でも勝てるときは勝ててしまうのが面白いところです。先に書いた3つの編成は確かに強いわけですが、各々の実力やマップによってはちゃんと勝てることもあります(勝率は安定しないかもしれませんが)。
何が言いたいかというと、「○○がないから編成組めないしCWはやめておこう」はもったいないということです。もちろん高いレベルを目指してメンバーや編成を固める方法も正しいですが、どんな艦艇でもTier10を持っていてかつメンバーが揃うなら積極的にプレイした方が個人的には良いと考えます。
そんなわけで流行りの艦艇が無くても、レンタル艦艇しかなくても、クラン戦をやりたいなら積極的に人を集めてプレイしてみよう!ってことで結びとさせて頂きます。