質問箱にてリクエストがありましたので書いていこうと思います。
今回は基本性能にはあまり触れず、
立ち回りについて詳しく書いていこうと思います。
はじめに
春雲ツリーはTier5から分岐するツリーのことを指します。
Tier7までは島風ツリーよりも隠蔽がよく、性格もあまり変わりません。
初期はTier8秋月までしか実装されていなかったことから
「秋月ツリー」と呼ばれていたころもありました。
しかし、Tier8の秋月からその性能がガラリと変わり、
独特の立ち回りが要求されることから、戸惑うことが多いです。
特徴の理解
いわゆる”砲駆”のカテゴリーに分類されますが
魚雷の射程が長く火力も十分と、両立したステータスを持ちます。
また、数々の恩恵に与った長10㎝砲の火力は、あらゆる艦艇を火の海に出来ます。
引き換えに船体が巨大化し、隠蔽や機動性は最低クラスと言えます。
特に機動性はソ駆や仏駆との差別点となり、立ち回りの流用が利きません。
戦術
せっかくの主砲火力なので、それを十分に生かす立ち回りをしたいところです。
他の駆逐艦にはない貫通力優遇と主砲DPMなので上手く活用していきましょう。
機動性が悪い艦艇なので煙幕射撃が比較的安全かつ有効性の高い戦術になります。
そのため、ここではいかに煙幕射撃をするかを考えます。
煙幕射撃をする上で最低限覚えておくべきこと
煙幕で視界が切れること
魚雷が流れてくる危険性があること
この2点です。
当たり前のことですが今一度の確認です。
レーダー艦がいるかいないかの確認
煙幕射撃中にレーダーを使われると十中八九瀕死になります。
煙幕射撃を行う際は敵レーダー艦が近くにいないか、また、
接近される危険性が無いかを考えてから行うようにしましょう。
敵艦が見えるかどうか
煙幕射撃を行う場合、当然ですが自分からのスポットはなくなります。
つまり味方にスポットを取ってもらわなければならないわけです。
敵艦のスポットが安定するかどうかは味方と敵の位置関係次第です。
味方艦艇が敵艦艇の隠蔽を割り続けているのかどうか、
発砲ペナルティで見えるのか、
そもそも煙幕内発砲隠蔽を割ることが出来るのか等、
このゲームへの理解度が試されます。
立ち回り
一言で言えば、
駆逐艦としての仕事をこなしつつ煙幕射撃による遊撃と
なります。
以下は注意点となります。
・駆逐艦としての仕事というのはスポットや魚雷になります。
隠蔽性の低さから占領合戦に参加するのは難しいので、無理に
占領を狙うことは避けましょう。
・スポットは最低限戦艦が見える程度に留め
隠蔽ギリギリまで詰めるようなことは絶対やめましょう。
敵駆逐艦に隠蔽をうっかり割られて沈む確率が上がります。
・いたずらにHPを減らすのはやめましょう。
せっかくの対駆逐艦性能もHP差で勝てなくなります。
まとめ
駆逐艦として動けば即沈し巡洋艦として動けば駆逐艦枠潰しになりかねない
非常に難しい立ち位置にある艦艇になります。
イメージとして隠蔽性の高い巡洋艦(日本巡洋艦など)と考えると、
より適切な動きになるかと思います。
序盤は駆逐艦としては控えめに、しかして戦艦のスポットは切らさず魚雷を投げる。
中終盤ではその火力とHPで戦線を崩す(例えば孤立した敵駆逐艦を無理やり沈めに行く)ような動きを目指す。
さいごに
先述の通り、日本巡洋艦の感覚で乗ると動きが良くなることが多いです。
自分なんかは春雲に乗るとき
「試合10分経つまでは蔵王、この艦艇は蔵王なんだ」と
言い聞かせて乗っております。
非常に繊細なツリーですが、普通の駆逐艦とは違ったゲームプレイを提供してくれる
面白いツリーであるとも言えます。
遊ぶ上で今回の記事が参考になれば幸いです。