びーびーの記録

主にWoWsについて、自分が書きたいことを書きます。

【WoWS】艦艇別指南要綱 ~グラーフ・シュペー~【Ver.0.9.4】

きちんとした知識を身に着けた時、

ポケット戦艦として真の強さを発揮する。

 

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今回はグラーフ・シュペーの性能と立ち回りについて書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

強いか弱いか

 

素のスペックは少々弱いが、”分かっている”人間が使うと強い。

 

プレ艦らしい、良い艦艇だと思います。

 

 

基本性能紹介

 

シュペーの基本性能について押さえていきます。

史実では装甲艦(俗にポケット戦艦)と呼ばれていましたが、WoWS内では巡洋艦として扱われています。

 

抗堪性

 

Tier6ではかなり高めの39,400です。

青葉が31,900であるのでその差は約8,000、非常に高いです。

 

 

主砲

 

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主砲は283㎜3連装砲2基6門となっています(前後に1基ずつ配置)。

口径に比してHE弾やAP弾の威力は高くなっていますが、その装填時間は20秒とかなり遅いです。

 

最大散布界は特別な計算式によって算出されており、俗にシュペー散布と呼ばれています。簡単に言ってしまえば通常の巡洋艦よりは広いですが、戦艦よりは狭い散布界となっています。

 

 

魚雷

 

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4連装2基8門使用することが出来ます。

使用する魚雷は同Tier駆逐艦のゲーデと同じものであり、特段不足はありません。

 

残念ながら隠蔽雷撃をすることはできませんが、非常に優秀な射角から放つことが出来るため、接近戦にて非常に有利に働きます。

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非常に優秀な射角

 

 

対空

 

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対空は長距離のダメージ量が少し高い程度で、全体的には低いです。単艦での防空は大変厳しいので、狙われそうなときは集団での防空に努めましょう。

 

 

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(参考)イタリアTier6巡洋艦トレントの対空値

 

 

隠蔽その他

 

最良値は11.5㎞と平均的です。もちろんリアンダーなどの軽巡洋艦よりは悪いですが、重巡洋艦の中では特段悪いわけではありません。

 

シュペーは消耗品”修理班”を使用することができ、他の艦艇と違って圧倒的な粘り強さを見せつけることが出来ます。

 

また、ドイツ謹製のソナーも使用出来るため、島裏越しのスポットなども容易に行うことが出来ます。

 

高いヘルスと修理班が使用できることを加味して、火災の時間が45秒と設定されているため、通常の巡洋艦より長い点には注意しましょう。(通常30秒)。

 

 

 

 

 

使いこなすための知識

 

シュペーの強さを存分に発揮するためにはゲームシステムの理解が必至です。

 

1つずつ確認していきましょう。

 

AP弾の強制貫通圧について

 

絶対に覚えておかなければならないことです。283㎜口径から放たれるAP弾の強制貫通圧は19㎜です(≒283㎜÷14.3)。

 

これは、Tier6ではペンサコーラを除く全ての巡洋艦、Tier7ではニューオリンズを除くほぼ全ての巡洋艦、Tier8ではエディンバラの艦首艦尾を貫通します。

 

また、戦艦相手であってもTier5金剛やテキサスなどの艦首艦尾を抜くことが出来ます。

 

これは弾種切り替えをするか考える上で非常に重要になってくるため、是非覚えて頂きたいです。

 

駆逐艦に対しての砲撃について

 

283㎜砲は駆逐艦に対してのダメージキャップの対象のため、AP弾が貫通したとしても必ず1/10のダメージになります。

 

AP弾だと1発あたり840ダメージとなり非常に弱いため、駆逐艦を撃つ際には必ずHEに切り替えるようにしましょう。また、砲口径から大口径HE弾に分類されますので、至近弾であっても機能停止などの損害を与えることが可能であることも覚えておきましょう。

 

 

強みと弱み

 

 

強み

 

圧倒的に高い抗堪性と粘り強さ!!

 

同Tier巡洋艦や格上の巡洋艦よりも高い39,400というヘルス、また、修理班を使用できる点で非常に粘り強く戦うことが出来ます。

 

装甲が特別堅いといったことはないので無理なプッシュは出来ませんが、十字砲火(クロス)要員としてのキープ力は高いです。

 

 

一撃力の高い主砲!!

 

巡洋艦の中ではかなり大口径な283㎜の主砲によって、油断している敵に対して大ダメージを与えることが可能です。

 

強制貫通もあいまって少し怪しい角度からバイタルヒットすることもあり、非常に強力です。

 

 

弱み

 

継続的な火力(DPM)の低さ

 

素の装填時間が20秒というのは他の巡洋艦に比べて圧倒的に遅く、普通に撃ち合うと負けてしまいます。

 

火災時間の長さもあり、継続的にHEを投げてくる艦艇(ブジョンヌイやダラスなど)との撃ち合いは特に苦手です。

 

 

速力の低さ

 

最高28ノットは通常の巡洋艦に比べて5ノット程遅いです。初動の配置から戦線の押し上げ・撤退の判断が遅いと間に合わない可能性が高いです。

 

 

基本的な立ち回り

 

味方戦艦とのクロスを意識して、

敵の舷側に的確にAP弾を刺し込みましょう

 

継続火力は低いので、一撃の火力で戦場に圧力をかけていきましょう。そのためにも敵艦に対してクロスを取れるような位置を常に意識し、丁寧なエイムをすることが肝要です。

 

交戦距離としては11~13㎞を維持するようにし、引き撃ちの姿勢を作るようにしましょう。

 

 

11ポイント構成の艦長スキルはこんな形になると思います。

艦長スキルシミュレーター | World of Warships

 

通常の巡洋艦のスキル構成に加えてほしいスキルは熟練装填手最後の抵抗くらいかと思います(愛宕みたいに機関と舵がよく壊れる)ので、自由度は高いと思います。

 

追加で取得するスキルとして、火災に強くするなら防火処理応急対応の基本、繊細な立ち回りをするための無線方向探知警戒などが考えられます。

 

 

おわりに

 

巡洋艦の立ち回りは得意なことによって各艦艇違ってきます。

 

シュペーは粘り強さ一撃力に秀でた艦艇であります。

短気は損気を常に念頭に置き、敵艦に無視できないダメージを与えることを心がけましょう。