びーびーの記録

主にWoWsについて、自分が書きたいことを書きます。

【WoWS】クラン戦シーズン9「戦士の道」振り返り

初の空母参戦によって混沌を極めたシーズンでした。

これまでの経験が生かしづらく、勝ち続けるタクティクスを組むことが非常に難しかったです。

 

そんな状況でもクランJCでは10名以上のクラン戦トークン取得、初のハリケーン到達と素晴らしい戦績を残すことが出来ました。本当にお疲れさまでした。

 

 

さて、今回もそんなクラン戦の振り返りをしていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

空母有クラン戦での前提条件

 

単艦孤立は死

 

空母の艦載機はほとんどの場合において、単艦であれば全ての艦艇に(損傷の度合は違えど)必ず攻撃を通すことができます。

 

つまり今までのようなマップの要所要所にデモインスタグラを単艦ポン置きしてクロスを取るようなタクティクスは使えません。外周で火力を担当する艦艇も言わずもがなです。

 

 

島裏張り付きは爆撃機の餌食

 

対空砲は島越しでは機能しません、つまりAP爆弾の餌食です、はい25,500。

説明不要の白龍爆撃機は全てのポジションキープ巡洋艦を殺しました。

 

 

いつでもどこでもスポットされる危険性

 

マップのどこでも200ノット程度の艦載機が飛んできてスポットを付けられます。これによって隠蔽を使ってのヘルス管理が非常に難しくなります。

 

 

隻数差が戦況に露骨

 

数が減るほどに空母の攻撃は通りやすくなります。つまり先に数を減らした方がより火力面で不利になります。

 

 

よく見た編成

 

モクモク作戦です!

 

ギアリングサマーズの煙幕支援でウースターなどを隠したり、そもそも煙幕を持っているマイノータースモレンスクで一方的に撃ち続けるタクティクス。

 

JCでは初日に消えたタクティクス、結論は「スタグラの強制貫通で軽巡は等しく死ぬ」。そもそもプッシュ力が低すぎた。

 

 

ベネベネベネベネベネベネ

 

今シーズンで誰もが1度は経験したであろう編成。ベネチアの性能(良弾速跳弾優遇のSAP、高い機動性、排気煙幕)が環境にぶっ刺さっていたために生まれたと思われる、まるで旧時代のアンリ編成。

 

JCにおいてもシーズン中盤までは使用していた編成。ベネチアの数で勝敗が決まることが多かったため「ベネチアじゃんけん」なる迷言が一時期流行った。

 

しかしながらベネチアで出来ることの幅が狭かったため、多くのクランがその派生形を模索していた。有効性が高そうな見たことのある編成だけ箇条書きで残す。

 

・ベネベネベネベネベネスタ

・ベネベネベネベネベネハランド

・ベネベネベネベネスタスタ

・ベネベネベネベネスタマイノ

 

 

戦艦道

 

空母が使えるようになっても戦艦を使ってはいけない道理はない。戦艦は空母の餌食とどのクランも思っていただろうが案外どうにかなる。大抵はスタグラクレムリンで強引にクロスを組む形になる。

 

単純に戦艦1隻分のヘルスが増えるため撃ち合いに有利となる。空母の航空攻撃は固まることで全損させることが基本。そのため大抵レミングス気味になる。

 

JCではベネチア環境に疲れが出始めた頃から使用。「(ベネチア環境だけど)なんだかんだスタグラは強い」と再確認させられた。

 

 

空母とスタグラ

 

メタが回り始めたと思ったころに出始めた編成。空母でスポットしつつスタグラのクロスを上手く組む。それだけである。もはやタクティクスと言えるかも分からない。

 

JCではシーズン終盤この編成で戦い抜き、見事にハリケーン到達となった。

 

 

 

 

 

今までと変わったタクティクスの在り方

 

今まで作ってきたタクティクスは「この艦艇はここでこの仕事をしてね」という感じが強かったと思う。仕事の幅が狭かった。「とりあえずの動き」が出来れば誰でも一定の働きを上げることが出来た。

 

空母有ではそうはいかなくなってしまった。常にスポットを取れることからお互い与えられる情報が多くなり、そこからどのように動くべきか各々が判断しなければならない場面が格段に増えた。

 

 

レベルが上がったと言えば聞こえはいい。しかし、属人化が進む可能性が高くなるのではないかという懸念がある。また、チーム戦が個人戦の集まりになったとき何が起こるかは想像に容易い。

 

 

 

 

 

個人の反省

 

反省、というか感想をつらつらと。

 

ベネチア(というかSAP)が跋扈する中では1ミスが撃沈に繋がる危険性があり、駆逐艦は非常に厳しい立場に追いやられてしまった。レーダーと空母対応でいっぱいいっぱいのところにSAP弾が飛んでくると非常に厳しい。

 

頼みのハランドも機動性があまり良くないため、生存性が非常に低かった。魚雷も1本の重みが低く、リスクを冒して前に出る必要性を感じなかった。

 

しかし駆逐艦が全く使えないという訳ではないとは思う。タクティクスの方向性とマッチすれば必ず刺さる使い方はある。(しかしそれが汎用的かと言われると微妙だが…)

 

 

今シーズンは他人に動きを聞くことが非常に多かった。連携という面では上手くいっていたと思うが、もう少し自分で考えられるようにすべきである。普段使わない艦艇でも要求された動きに応える程度には動けていたためとりあえずは及第点か(ベネチアを除く)。

 

 

おわりに

 

蔵王はいつになったら覇権艦艇になりますか…?という冗談はさておき、KotSのようなシップBANを取り入れてみると面白いよなーなんて思ったり。

 

艦艇ピックにもうちょっと幅が欲しい。