3月9日をもってクラン戦シーズン8が終了致しました。今シーズンのクランJCは最終的にタイフーンリーグⅡまで到達しました。リーグ別のコンバットミッションの達成者もちらほら出る程度に健闘できたため、個人的には上々ではないかと思っております。
さて、今シーズンも駆逐艦オンリーで約200戦しました私のクラン戦を振り返っていきたいと思います。
何に乗っていたか
使っていた艦艇を紹介致します。
ギアリング
前回のシーズンの名残で序盤は使用していました。最良隠蔽かつ現実的な長距離魚雷持ちで汎用性は高かったです。
ギアリングは悪くなかったのですが、タクティクスとして寄与度が低かったのが原因で最終的に解雇されました。
前シーズンはスモレンスクと組み合わせて無限煙幕撃ちするのが強かったのですが、サイクロンマップの関係上スモレンスクの使用を見送った結果、ギアリングだけが浮いてしまいました。
ギアリング自体バランスが良い艦艇であるので弱さが際立つことはなかったのですが、”ギアリングじゃなきゃダメ!”っていうハマり方がいまいちしませんでした。
Z-52
なぜこいつが採用されて最後まで使われていたのか不思議でしょうがない限りです。
それなりの快速を持ち合わせ、射程と威力に物足りなさを感じながらも当てやすさトップの魚雷、何よりドイツ謹製6㎞ソナーの防御力の高さがウリです。
採用理由はデアリングより速いこととソナーの発見距離の長さだった……はず。最初はデアリングが普通過ぎてつまらないからという理由でZ-52を意地で出してました。
気づいたらクラン戦参加メンバーに認められていました。
ソナーは偉大であったというコメント以外思いつきません。
環境考察とテンプレ編成
駆逐艦目線での環境考察(雑感)
・いつもの大量レーダー艦(デモイン×2とスターリングラード×2がテンプレ)
・スモレンスクもキツかったけどベネチアもキツい
・駆逐艦いる?てなった(特にサイクロンマップ)
テンプレ編成(略称アリ)
・デアスタスタベネデモデモクレムリン(バランス編成①)
・サマーズスモスタスタデモデモクレムリン(バランス編成②)
・クレクレクレクレ島風スタクレムリン(海外鯖からの輸入編成)
意識したこと
沈まない
説明不要。当たり前のことですが非常に難しいことです。今シーズンはベネチアのピック率が高かったため、大ダメージを貰う確率が相対的に高かったです。
危険予測と射線管理は常にするようにしましょう。
4連装魚雷を使いこなす
前シーズンはギアリングがメイン艦艇であったため5連装魚雷でしたが、今期はZ-52であったため4連装魚雷でした。
4連装魚雷の特徴は左右のラインに素直に流れることなので、0度縦向きの敵艦の転舵方向を予測して左右どちらかのラインを選択して流す必要があります。
縦からなら1本、横なら2本当てることを目標にプレイしました。
今ならサマーズも使いこなせるかもしれません。
敵駆逐艦に魚雷を当てる
私は砲戦があまり得意ではないので魚雷を当てることで敵駆逐艦とのヘルス有利を作らなければいけません。
敵駆逐艦の位置予測(無線方向)・行動予測(押し引きライン)・姿勢予測(前転舵か奥転舵か)・転舵予測・航路誘導など、まぐれを実力に変えるべくあらゆる方向から手を尽くしました。
敵駆逐艦の魚雷装填時間とレーダーのクールタイム予測
魚雷装填時間と魚雷発見タイミングから、敵の魚雷のリズムの割り出しと最適なソナータイミングを図ることを意識していました。魚雷のタイミングが分かれば戦艦のプッシュもしやすいですし、ソナーを節約することもできます。
また、レーダー使用後のクールタイムを強く持つようにしました。残り時間から時間意識を持ち、”〇分△秒にレーダーが戻ってくる”といった感じで予測することをしました。これによって占領に入るタイミングや魚雷射程に入るタイミング等を調整できるようになります。
おわりに
シーズンを追うごとに駆逐艦の存在意義が希薄になっている気がしています。
大型艦で雑にプッシュしてごり押す戦法に負けると負い目を感じることがあります。
魚雷を当てられれば敵は多少なりとも怯みます。浸水が入れば火災コンボも決まりやすくなります。
これからの駆逐艦に求められることは、以前のように駆逐同士でヘルス勝負するのではなくて、魚雷を当てて敵大型艦を崩すことだと思います。
正直スタグラとかクレムリンとか、ヘルス多すぎてミスらない限り砲戦では沈められなくないですか。
これからは魚雷を当てることで起点を作ってヘルス有利を作ることがトレンドになるんじゃないかなー、なんて。
起点作りの魚雷攻め、アリだと思うんですけど。
魚雷の練習をしなければ。