Ver.0.10.1ではテスト艦として、多くの艦艇が追加されております。
今回はその中でもドイツ第2駆逐ツリーの艦艇に注目しつつ、
Tier8のGustav Julius Maerkerをピックアップして見ていきたいと思います。
ソース記事(開発者ブログ)
https://blog.worldofwarships.com/blog/112
※紹介する内容は全て開発中のものです。現在公開されている内容は変更される可能性があることに留意ください。
ドイツ第2駆逐ツリーの特徴
以下の5つの特徴が挙げられております。
- 150㎜主砲を搭載
- AP弾のダメージ量および貫通力が高く、跳弾優遇を持つ
- 消耗品「水中聴音」を使用することが出来る。Tier8からは消耗品「対空防御砲火」を使用することが出来る。なお、消耗品「発煙装置」を搭載することは出来ない
- 駆逐艦の中では堅牢な装甲を持つ
- 魚雷はリロードが速く雷速も悪くないが、射程や威力は平均的である。
公式の考えでは、ドイツ第2駆逐ツリーはAP主体の砲駆としての運用を見越しているようです。
具体的な貫通力や跳弾優遇角が分からないので言及しづらいですが、たとえばデアリングと同じ程度の跳弾優遇を持ち合わせているとしたら非常に強力かもしれません。元祖駆逐キラーのドイツ駆逐ツリーと並んで、軽巡キラーのドイツ第2駆逐ツリーになるかもしれません。
消耗品に関しては煙幕が使えない代わりに防御砲火使って良いよってことみたいです。ドイツ駆逐艦お得意の煙幕ソナー戦術が取れないのはちょっと寂しいですね。防御砲火が有効かどうかは対空火力次第ですかね……現状機能しているのはヨーロッパだけなので相当な数値が無いと中途半端で変わらないってなりそうで怖いですね。
ピックアップ:Tier8 Gustav Julius Maerker
名前はグスタフ・ユリウス・マーカと読みます。どこから取ってきた名前なんでしょうか……史実に詳しくないので自分には分かりません。でもなんかドイツっぽいですね。
見た目は好みかも。
基本性能
主砲
150㎜単装砲5基搭載。HEやAPのダメージ量はZ-23が搭載する150㎜砲と変わらない。リロード時間は6.5秒とZ-23よりわずかに早い程度でこちらもほとんど変わらない。
既存の150㎜砲と大きく違う点は最大散布界である。その数値はなんと57m。Z-23が射程10.8㎞で散布界97mであることを考えると数値の凄さが伝わるだろうか。要は弾がめちゃくちゃ集弾する。
跳弾角や貫通力次第では巡洋艦からVPをコンスタントに複数枚抜いてもおかしくない性能である。
魚雷
連装魚雷を2基と4連装魚雷を1基搭載。魚雷管の配置から片舷に流せる魚雷は6門である。魚雷の性能はTier5のT-22初期魚雷である。
Tier8でTier5の初期魚雷は些か心許ないかもしれない。射程は7㎞しかなく威力もヨーロッパに次ぐ低さの13,700。砲駆だから魚雷はこんなものというところだろうか。後述の隠蔽数値から、ギリギリ隠蔽魚雷が出来る。
対空
中距離対空が射程3.5㎞秒間98ダメージ命中率100%・短距離対空が射程2㎞秒間144ダメージ命中率95%。このTierから防御砲火を使うことが出来るが、長距離対空が存在しないため爆発ダメージは無い。
ちなみに、対空の申し子であるKIDDの対空数値は長距離対空5.8㎞秒間74ダメージ・中距離対空が射程3.5㎞秒間130ダメージ命中率100%・短距離対空が射程2㎞秒間88ダメージ命中率95%である。
防御放火に特別な倍率が適用されない限り、KIDDを越えることはないだろう。
隠蔽その他
最良値で海上発見6.4㎞航空発見3.6㎞である。このTier帯の最良値である陽炎の5.4㎞と比べると1㎞も差があるため、立ち回りは慎重さを求められるだろう。
速力は36ノットと、Z-23より1ノット遅いが大きな差はない。
消耗品についてはエンジンブーストを使うことが出来ない。さらに、ソナーがTier7までのモノと同じ発見4㎞である。既存のドイツ駆逐艦とは大きく違う点である。
さいごに
紹介する内容は全て開発中のものです。現在公開されている内容は変更される可能性があることに留意ください。