1931年2月19日に進水した本艦艇について、進水日記念ということで簡単な艦歴紹介とWoWSでの所感をお話したいと思います。
艦歴
1920年代に起工され、1931年2月19日に進水、1932年10月10日に就役致しました。ゲパール級の改良型となります。
金塊輸送の護衛任務に就いていた一方で、ヴァ―ド作戦(仏海軍によるジェノヴァ攻撃)といった戦闘にも参加しておりました。
フランスがドイツに降伏した後、1942年11月27日に自沈処分されました。
(出典:Wikipedia)
WoWSでの性能
駆逐艦を対処する大型駆逐艦になります。フランス駆逐艦ツリーが実装される前に登場した艦艇であり、ツリー艦とは特性が異なる点に注意が必要です。
フランス駆逐艦としては異例の”発煙装置”を搭載している代わりに、代名詞たる”主砲装填ブースタ-”を使用することが出来ません。また、船体の特殊HP配分も適応外になります。
現在は武器庫にて石炭49,500で交換することが出来ます。
総評
高い速力とHPを生かして敵駆逐艦を迎撃する艦艇になります。
同格駆逐艦の中では隠蔽がかなり悪いため、接敵方法は少し工夫する必要があります。島を上手く使って、大胆かつ慎重な接敵を心がけましょう。艦長スキル「無線方向探知」があると戦いやすいかもしれません。
主砲の斉射角や弾道弾速は悪い方ですが火力は高く、高いHPも相まって同格駆逐艦との撃ち合いで不利を取ることは非常に少ないです。
魚雷は低速ながらも高威力であり、射程も8㎞と標準的で使いやすいです。隠蔽雷撃も可能なため、積極的に流していきましょう。
機動力は非常に高く、エンジンブーストを使用することでその速力は45ノットに到達します。奇襲や遊撃など、速度を生かした戦法を取りやすいです。
ゲパールとの比較
最大の違いは消耗品になるでしょう。”発煙装置”か”主砲装填ブースター”かの違いです。
”発煙装置”があれば航空攻撃を凌ぐことができるようになり、撃ち合いにおいても煙幕射撃の選択肢が増えます。
”主砲装填ブースター”があれば1回の接敵における射撃量が倍増し、敵艦に与えるダメージを増やすことが出来ます。
防御寄りなエーグルと攻撃的なゲパールといったところでしょうか。艦艇の特性としては主砲装填ブースターがマッチしていますが、空母の多さを考えると発煙装置が欲しくなってきます。
シナリオ適性
どちらかというと高いです。
フランス駆逐艦で唯一発煙装置を使用できることから、安全に高火力を出すことが出来ます。魚雷の威力が高いのも評価ポイントです。一方で、AP弾が少し抜きづらいことから対巡洋艦への火力はソ連駆逐艦に一歩劣ります。
配信アーカイブ
配信アーカイブを置かせて頂きます。実際に戦闘に出てプレイもしているため、プレイの参考にどうぞ。
https://www.twitch.tv/videos/920381155