びーびーの記録

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【WoWS】クラン戦振り返り~シーズン19:バラクーダ~

今シーズンもクラン戦お疲れさまでした。年末年始を挟む形で期間が普段より長かったですがどうだったでしょうか。[JC]では大会があったりしたこともあってなかなか時間が取れずレートが伸び悩んでしまった印象です。

 

それなりの戦闘数はあるものの期間の長さに比べたらいつもより少ない

そんな中でもタイフーン30勝達成者を3名を輩出出来たのはとりあえずよかったと思います。

 

 

さて、今回はKotS後すぐのクラン戦シーズンということで流行りがそれに流されていた印象がありましたがどうだったでしょうか。2か月も前の記憶は怪しいので、前置きも程々に早速具体的な振り返りに入っていきたいと思います。

 

 

今シーズンの特徴

  • 空母・潜水艦なし、戦艦は2隻まで
  • クレベール及びマルソーは合わせて3隻まで使用可能

 

ペトロやナポリに制限は無く、フランス駆逐艦のみ隻数制限を設ける形となっておりました。

 

 

今回で追加された艦艇

  • ST.Vincent(正式実装)
  • セヴァストーポル
  • マルセイユ(正式実装)
  • 淀(アーリーアクセス)
  • トロンプ

 

後述しますが、KotSでも流行りを見せていたヴィンセントが猛威を振るっていました。マルセイユは輝く前に制限で潰されました。その他の艦艇はいつもと変わらずといったところで変化は特になかったです。

 

 

艦艇の制限の話

 

制限前

 

ペトロやナポリが無制限に使えたタイミングではカオスを極めていたため割愛。ペトロもナポリも圧倒的防御力はあるものの火力はそこまででもないため大量の採用は逆に決め手に欠ける可能性がありました。

 

使ってた時はペトロ1ナポリ2~3で落ち着いた記憶がうっすら。空いているモスクワとか駆逐艦で埋める感じです。

 

 

制限後

 

当然のように制限が入ったわけですが、そこにはペトロとナポリと同じように名前が並んだマルセイユの姿が……!アジアではあまり暴れていなかったように思いましたが、NAのトップクランが偏重編成で最速ハリケーンに到達していたみたいです。

 

また、戦艦にも久々の規制が入ることに。KotSから人気が出て猛威を振るっていたヴィンセントとこれまでも良く使われていたクレムリンとオハイオを合わせた、いわゆる選抜方式の制限が課されました(3隻の中から1隻しか使えない)。

 

11/16(シーズン開幕1週間ほど)より制限を追加
ペトロかナポリかマルセイユの3隻の中から1隻までしか使えない
クレムリンかオハイオかヴィンセントの3隻の中から1隻までしか使えない

 

具体的な使用艦艇

 

初期はスモランド+砲駆の駆逐2隻が多かったものの、それに相性が良いスモランド+砲駆×2の駆逐3隻編成が台頭し環境を席巻し続けました。それぞれの艦艇についてみていきます。

 

戦艦

 

ヴィンセント

足が速く隠蔽が良い高速巡洋戦艦の決定版のような性能をしており、曰くそこそこにプッシュが出来てそこそこに引くことが出来てそこそこに耐えられるという万能さがウリの艦艇です。機動戦において最もお荷物と言えた戦艦の枠の都合がついたといった感じで制限に入れられてしまう程度には強かったです。

 

足が速くて隠蔽も良いくせに超回復持ってたらそれは強いよねという話。ナポリと合わせればまず間違いなく突破されない壁として機能するとともに機を見てのプッシュもできる黄金コンビです。

 

 

シュリーフェン

足が速くて隠蔽が良い巡洋戦艦の副砲が強いやつです。タイマン性能が高く圧倒的副砲によって駆逐艦にも強く出やすいため採用が多かったように思います。ソナーもあって魚雷もあるので島裏で地雷運用するのが強かったと思います。特に幸運の海でのシュリーフェンが強かったです。

 

 

ブルゴーニュ

元祖高速巡洋戦艦の主砲装填ブースターが使えるやつです。ヴィンセントの登場で影も形もなくなりかけましたが、制限によってヴィンセントの代わりという立ち位置を獲得しました。ブルゴーニュ自体が弱くなったわけではなく、あくまでそれよりも使い勝手が良いヴィンセントが出ただけで使われなくなっただけです。火力は健在で依然としてダメージディーラーとしての役割は持てると思います。

 

 

インコンパラブル

足が速くて特に隠蔽が良い巡洋戦艦の大口径砲を担いだやつです。高すぎる隠蔽によって位置を悟られづらく動きやすかったため相手の意識の外で行動しやすいというメリットはあったもののヴィンセントほど耐えられない点が目立ってしまったため次第に使われなくなった艦艇です。

 

 

クレムリン

ヴィンセントが使えなくなるため使われることがなくなったかつてのトップメタ艦艇。タクティクスを変えたときに使用したがその強さは健在だったため、使用するタクティクス次第だと感じました。オハイオは知らん。

 

 

巡洋艦

 

ナポリ

高い機動性と隠蔽に合わせ煙幕で引くことが出来る生存性など総じて防御力の高い外周のゲームチェンジャー。押し引きを仕掛けやすいということは状況に対応するための引き出しが多いということで、それはつまり強いと言い換えて良い。

 

もうこいつの強さは語らずとも周知されてるでしょう。知らない方は過去の記事見てください。

 

 

ペトロ

隠蔽が良く装甲も固い、防御力に長けたレーダー巡洋艦。こいつも今さら強さを語るまでもない強力さを誇り、これまでも数々の大会で禁止および制限を受け続けています。

 

デルニーやハバロといった装甲持ちの駆逐艦にAPが刺さりやすくモスクワ以上のメタ火力を発揮している場面があるのも強いです。

 

 

モスクワ

元祖ソ連重巡洋艦。定ポジで火力を出してもらいつつレーダーやソナーを使ってもらうのに非常に都合が良い艦艇です。50㎜装甲によって戦艦APを防御姿勢で守りつつ優秀な弾道弾速で全距離の敵へ攻撃を仕掛けます。弾道弾速の関係で対駆逐性能も高く非常に使いやすい一方で隠蔽が悪いためペトロほど耐えられないのがネックポイント(比較対象が悪いともいう)。

 

 

駆逐艦

 

スモーランド

存在が悪な駆逐艦。現在販売停止なこの艦艇は今日のクラン戦では持ち物チェックの代表的な艦艇で、持っていないだけで苦戦を強いられるというのはもはや常識。超艦艇シーズンでは最強のゾルキーが追っ払ってくれたためユエヤンで埋められたが、その強力な後衛がいない状況では露骨に差が出るのは当然です。

 

何が言いたいかというとサンタコンテナが買える今のチャンスで手に入れないと向こう1年クラン戦で苦しむことになるということです。

 

 

クレベール

砲駆の中ではトップDPSかつ弾道の良い主砲を持つやつ。ミスなし前提であればこの艦艇が一番撃ち合いに強いのは間違いないです。欠点は隠蔽の悪さで、半裸のハバロの次に悪いのは色々困ることがあります。ラグナル対面もそこそこ面倒くさいのは覚えておくべきか。個人的には装填ブースターで弾が当てられないならハバロを使った方が良いです。

 

仏駆と言えば肉薄魚雷というのは有名ですが普通に撃ち殺した方がお得な場面も多々あるので肉薄前提の考えは捨てた方が良いです。肉薄に逃げるな。

 

 

マルソー

クレベールのDPSを落とした代わりに隠蔽や魚雷を変えたやつ。弾道も悪いため対駆逐で採用するというよりは対駆逐編成に対する最強の自衛と考えた方が強く使える気がします。ダメージを出すだけならクレベールを採用した方が良いです。

 

以前は対駆逐以外にも大型艦退治などもありましたが最近は定ポジ戦艦も消えたため役割が薄くなった気がします。

 

 

デルニー

火力不足。安定感は増しますが一番重要な対駆逐火力が不足するので微妙です。魚雷込みでギリギリ採用できるかどうかといったところでしょう。

 

 

ハバロ

仏駆なら占領に行ける部分が行けなくなる点以外は理想的な艦艇。隠蔽は悪いものの修理班での粘りもあって戦いやすいのは間違いない。火力や弾道も良く、持ってる魚雷も低速ながら威力は高く特に肉薄では使い勝手が良いです。

 

 

ラグナル

足が遅いため初動の会敵に間に合わないのがネックポイント。そもそもレーダーはスモランド1隻で良いという考えもあります。スモランドが無ければ採用するかもしれない艦艇です。

 

 

具体的な編成

 

最終的に落ち着いた編成は駆逐3隻編成の奴だと思います。駆逐3隻の中身がスモランド+砲駆2隻で、砲駆2隻の部分がクランの好みで変わるかなといった感じです。

 

たとえば

スモランド/クレベール/クレベール/ナポリ/モスクワ/ヴィンセント/シュリーフェン

 

みたいな感じだと思います。

 

ソ連駆逐も強かったのですが、仏駆の速力の強みが出やすい眠れる巨人やループや戦士の道がマップピックにあったせいで使われにくかった印象です。仏駆入れないと無償で占領を渡すことになるので仏駆を入れざるを得ないって感じです。

 

 

おわりに

 

次も同じレギュレーションのTier10で戦艦2隻の7vs7をやるみたいです。次はアーリーアクセスで航空戦艦が入ってくるのでどうなるか非常に心配です。もしかしたら航空戦艦に乗ってるBB_StarSという構図もありえなくなくて非常に心配です。