先日、初めてゴールドリーグでランク1となりました。
ゴールドランク1
— びーびーすたーず@WG公認コントリビューター (@BB_StarS_02) 2022年10月27日
マルソーとスタグラしか勝たん pic.twitter.com/3LYL1ZG95b
色々と理由を付けて逃げてきたランク戦ですが、やってみると案外面白かったです。ということで今回やろうと思った理由と各リーグの体験談を書いていきたいと思います。
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現在もランク戦は続いているため環境考察に変化がある可能性があります。あらかじめご了承ください。
今回ランク戦に挑戦しようと思った理由
自分の実力に疑問を覚えたからです。今でこそKotSでそこそこ活躍している風に見えますが、1vs1の撃ち合いは苦手ですしミスも多いです。そんなこんなで腕試し兼自信をつけるために挑戦しました。
ブロンズリーグ
Tier5という久々に魔境でした。前評判では神風とチェザーレが猛威を奮うだの何だのと言われておりましたが、蓋を開けてみればエジンコートがわんさかで副砲祭りでした。空母が確定でいないのも要因の1つだったと思います。神風は言うほど見かけませんでした。
さて、そんな中で私が主に使用した艦艇はアメリカ駆逐艦ニコラス。ツリー艦の中では比較的バランスが取れた砲駆寄りの艦艇です。私がやっていた時は巡洋艦の数が少なく、いても1隻という状況でした。戦艦は常に3隻いるような状況だったので当然と言えたかもしれません。
そういった環境だったため駆逐艦での無双(キャリー)が割と決まりやすいものと考えた私は、対神風で隠蔽の後れを取りづらくかつ主砲も魚雷もそこそこ強い駆逐艦が勝ち抜きやすいという結論を出しました。その条件に当てはまったのがニコラスでした。
ニコラスは最良隠蔽5.8㎞と神風の5.4㎞とは0.4㎞の差はあるものの致命的な差はなく、主砲火力はそこそこ、機動性も悪くない万能駆逐艦でした。魚雷射程は5.5㎞とギリギリ隠蔽雷撃できないものではあったものの向かってくる戦艦に投げるものと考えれば十分な射程です。これは結果論ですが、エジンコートの副砲祭りだったため敵はプッシュ気味だったためうまく噛み合ってました。
このTierでは過剰気味な煙幕の優遇も初動のプッシュ気味な艦艇を隠すのには都合がよく、自分で使うも良し味方を隠すのに使っても良しなものとなっていました。
昇格戦は適当に乗り回していて、最終的にアメリカ駆逐艦マハンで連勝して終わらせることが出来ました。この時は味方のアトランタやベルファストを煙幕に隠すだけで勝てるイージーゲームだったため、特に環境考察等はしておりませんでした。
シルバーリーグ
みなさま、Tier7で強いと思う艦艇と聞かれたら何と答えるでしょうか。
Tier7は、ツリー艦は各国家の特徴が少しづつ出てくるあたりですが、プレミアム艦艇はここから尖った性能を付けてきます。具体例を挙げれば、何故か最良隠蔽で砲火力もトップクラスのハイダ・良隠蔽で何故か煙幕とレーダーとHEを使えてしまうベルファストなどです。今挙げたような艦艇は販売停止となっておりますが強いことに変わりはありません。もちろんツリー艦艇にも強い艦艇はいますが戦いを終わらせるレベルで強いのはそうそういません。
何が言いたいかと言うと艦艇ごとの差が大きくなっているのがこのTierであるということです。プレイヤーの実力を以てようやく埋められるその差を全てのプレイヤーに強制されるわけですから、全体で見れば強い船が多い方が勝つようなゲーム展開になりがちです。
そんな感じで環境を分析した私は年末年始にサンタコンテナで入手したベルファストを引っ張り出し、圧倒的な艦艇パワーで敵をねじ伏せることでこのリーグを突破しました。思考停止のようですが、バランス調整が出来ていないWGが悪いです。煙幕レーダーで敵駆逐にほぼノーリスクで有利取ってなんなら撃沈できるのはヤバすぎるしそれで作った駆逐有利で視界使って煙幕射撃でダメージ出してるのもヤバい。もうこいつ1隻でいいよ。
昇格戦は兼ねてより使ってみたかったパンアジア巡洋艦ジナンを使っていましたが、自分でどうにかできる場面が少なく勝ち抜きは厳しかったです。最終的にはスタグラで敵を一蹴して勝ち抜きました。スタグラは火災に弱くなったとはいえ砲力は随一なのは変わらないためまだまだ強いです。
ゴールドリーグ
スプリント1でゴールド昇格まで行って、そこから勝利報酬回収兼練習で使用していたプロイセンは今回のゴールド1には関係ないため割愛。ランク1を目指したスプリント2からマルソーとスタグラの2トップときどき島風で駆け抜けて参りました。
最初は特に考察せず、速力を生かした占領やスポットが出来て火力も高いマルソーが戦場を大きく動かせると考えて使用しておりました。実際その考えは当たっており、有象無象を轢き殺してきました。
しかしながら途中から影響力が出しづらいなと感じてきたタイミングがありました。それはKotSが終わったあたりだったかと思います。戦艦にヴィンセントやインコンパラブルが増え始めました。お前らどこから湧いてきたんだと言わんばかりですが、大会で活躍を残せば増えるのは自明の理です。マルソーではこれらの艦艇に対して影響力を出しづらく、スポットも取りづらいため初動の判断に貢献しづらく、かつ速力が高いため距離が近く駆逐艦を撃沈しに行くときに痛いダメージを貰いやすくなりました。
そうしてマルソーでは自分で勝ちにいけないと悟ったのがランク3あたりで、ここで環境に合わせた艦艇を使用するべきだという考えに至りました。
環境を考察したときに、ヴィンセントが素早く外周寄りに展開するせいで攻略に時間がかかるというのが今回の課題でした。そこで自分は内側のクロス要員になろうと考えました。外に開いてくれる艦艇がいるのだから、足りない内側の射線を自身でカバーしよういうわけです。戦艦でも良かったのですが、その時はマイノーターやコルベール、スモレンスクなどの軽巡を一定数見かけていたためそれらに強いスタグラを採用することにしました(スタグラが好きだったのもある)。
大方想定通りに事が運び、APでクロスを取って敵をボコボコに出来るようになりました。レーダーもなんだかんだで役に立ち、敵の駆逐に好き勝手動かれない程度には役立ちました。
あと、少し辛い局面でも英雄艦長のクズネツォフの回復で窮地を粘ることができました。やっぱりこの艦長はおかしいと思います。
(参考)艦長スキル&アップグレード
おわりに
とりあえずランク1になる程度の実力はあるということが確認できてよかったです。
ランク戦に取り組んで思ったことはやはり環境に合った艦艇を使わないと勝ち抜くのは難しいということです。過度なこだわりは負けに繋がり、冷静な判断を保てなければ瓦解してしまいます。常に頭を冷やして、冷静に勝敗の分析をしつつ戦うことの必要性を感じました。まあ、これは普段からそうなので今更感はありますが……。