びーびーの記録

主にWoWsについて、自分が書きたいことを書きます。

【WoWS】潜水艦(Ver.0.11.2.1)の強み弱み&立ち回りや問題点・対策

Ver.0.11.2.1にて潜水艦のテストが再開されたため実際に使ってきました。まだ数十戦ほどですが戦闘内容が安定してきたので紹介したいと思います。

 

合わせて、現状の潜水艦についての問題点や対抗策の考察もしてみようと思います。

 

 

 

潜水艦は強いか弱いか

 

強いです。

 

いるかいないかで敵艦隊の脅威度が跳ね上がります。

 

 

潜水艦の強みと弱み

 

強み

  • 良隠蔽&潜航による戦場離脱力の高さ
  • 誘導魚雷による安定したダメージ
  • 周囲の敵艦艇を写し出す消耗品”ハイドロフォン”による1vs1性能の高さ

 

1つずつ説明します。

 

良隠蔽&潜航による戦場離脱力の高さ

隠蔽が良いほど動きやすいのは説明するまでもないかと思います。撃たれ弱い潜水艦がしぶとい要因の1つです。しかし潜水艦がしぶとい要因をもう1つあってそっちが本体です。

 

潜航によって2段階の状態に移行できます。

”潜望鏡深度”に移行すると砲雷撃は命中しますが通常より隠蔽の良い状態で移動できます。

”最大深度”に移行すると爆雷以外のダメージを無効化した状態となり事実上被発見されない状態で移動できます。

 

つまり任意のタイミングで駆逐艦よりも隠蔽の良い状態に移行でき、たとえ発見されたとしても最大深度に移行することで被害を最小限に抑えることが出来ます

 

爆雷空襲などの攻撃はありますが現状のTier10では十全に機能していません。これは後の問題点にて詳しく書かせて頂きます。

 

 

誘導魚雷による安定したダメージ

潜水艦を相手にしていて最も不愉快になる要因です。ピンガーによって魚雷を誘導することが出来ます。

 

誘導力について、ピンガーで1回当てた時の誘導力は低いですが、同じ箇所に2回当てた時の誘導力は驚異的です。艦種ごとに誘導が切れる距離が設定されていますが2回当てられていればほぼ確実に命中します。

 

威力こそ低いものの修理班で対応しづらいダメージであること・各モジュールの機能停止や浸水などのバッドステータスの発生があることから、与えるダメージ以上に影響力が高いです

 

 

周囲の敵艦艇を写し出す消耗品”ハイドロフォン”による1vs1性能の高さ

先に紹介した”最大深度”は爆雷以外の攻撃を無効化し被発見されない状態で移動できるのですが、代償として敵艦艇をスポットすることができません。しかし潜水艦専用の消耗品”ハイドロフォン”によって周囲の敵艦艇のシルエットを一定間隔で写し出すことが出来ます。

 

これによって”最大深度”という安全圏から一方的に誘導魚雷を当てることが出来ます。接近して爆雷を撒きたい駆逐艦などに特に有効で、誘導魚雷による迎撃が可能となります。

 

 

弱み

  • あくまで魚雷による攻撃であること
  • 機動性の低さ

 

1つずつ説明します。

 

あくまで魚雷による攻撃であること

誘導魚雷は強いのですが、あくまで魚雷攻撃のため通常魚雷と同じ対応をすることである程度被害を抑えることが出来ます

 

例えば引いている敵艦に対しては魚雷の射程が足りなくなったり誘導が切れたタイミングで軸をズラされて回避されます。誘導途中で島に魚雷がぶつかることも珍しくありません。

 

魚雷警戒がそのまま誘導魚雷の警戒に繋がってしまいます。

 

 

機動性の低さ

隠蔽は良いですが速力は戦艦で転舵は巡洋艦です。敵の砲雷撃に対しては潜航することで対応できますが、機動戦に関しては分が悪いです。

 

特に追撃戦では魚雷攻撃という点も相まって活躍するのが非常に難しいです。

 

 

具体的な立ち回り

 

現状やっていてある程度安定した活躍が見込めたものを紹介します(活躍すれど勝てるわけではありません)。Tier10想定です。

 

前提

潜水艦は機動性が低いためマップを大きく移動するような戦い方は不向きです。よってスポーン地点から最も近い占領エリアないしその周辺を戦闘エリアとします。

 

初動 ~消耗品”ハイドロフォン”が使えるようになるまで

占領エリア付近でうろうろして時間を潰しましょう。敵駆逐艦が占領エリアに突っ込んでくるようなら対応する程度に低いラインで構えておきます。

 

意識することは発見されないことです。通常発見は言うまでもなく、航空発見もされてはいけません。”潜水艦がどこにいるか分からない”状態を維持することが理想的です。

 

もし空母がいる戦場であるならば敵空母の位置と艦載機の通るルートを確認しておきましょう。艦載機が頻繁に通る場所での戦闘は後々息苦しくなりますので、もし艦載機がよく通るエリアであった場合は移動してもいいかもしれません。

 

中盤 ~敵前線への攻撃

潜水艦の本領発揮です。ハイドロフォンを盾に大きく前進し、敵駆逐艦ないし敵レーダー艦に対して優先的に誘導魚雷をお見舞いします。

 

巡洋艦であれば潜望鏡深度からの発見も十分可能なためハイドロフォンは温存しましょう。前転ならピンガー1回でも十分で、ピンガーを2回当てられていれば奥転でも回避はほぼ不可能です。

 

駆逐艦を相手する際は水上で相互発見→発砲確認後潜航し、発砲ペナルティによる発見を利用して誘導魚雷で反撃が鉄板です。位置がある程度絞れているならば潜航してハイドロフォン→誘導魚雷という一方的な攻撃をすることも出来ます。

 

もし敵潜水艦と遭遇した場合は横を取った方が勝ちます。接敵距離や敵味方の援護状況で大きく勝敗が変わるため現状は不干渉で味方に援護要請が無難です。

 

終盤 ~やりたい放題

自分の方面の敵駆逐艦が撃沈出来ればほぼ勝ちです。後は敵大型艦艇に対しピンガーをピコンピコンしつつ誘導魚雷バキュンバキュンで戦線を大きく下げることが出来ます。

 

そのまま無限に追いかけ続けても良いですし反対サイド敵前線へ向かって反撃するのも自由です。

 

 

 

潜水艦に乗ってて感じた問題点

  • 爆雷空襲が難しいわりに弱い
  • ハイドロフォンが爆雷カウンターとして強力すぎる
  • 全体的に潜水艦への危機感が薄い

 

1つずつ説明します。

 

爆雷空襲が難しいわりに弱い

潜水艦に乗っていて脅威に感じたことがほとんどないです。着弾まで10秒程度ですが、それだけあれば軸をズラして回避することも容易です。当たってもかすめる程度でダメージは2,000あればかなり良い方です。

 

新しい攻撃方法のためプレイヤーの熟練度の問題も大いにありますが、そうはいっても貰うダメージが少なすぎます。

 

ハイドロフォンが爆雷カウンターとして強力すぎる

消耗品”ハイドロフォン”が強すぎます。自分は潜水艦の攻略として基本的に爆雷空襲という”ジャブ”を入れつつ爆雷という”ボディー”を入れる流れであると考えているのですが、そもそもジャブが当たらないしボディーを打とうものならクロスカウンターされるのが現状です。

 

正直駆逐艦での対応が馬鹿馬鹿しくなります。潜水艦のピンガーはハイドロフォンでの一瞬の写し出しでは当てられないと思っているのでしょうか。ハイドロフォンの写し出す距離で偏差取りは難しくないので的確にピンガー撃たれて魚雷で刺されます。さようなら、全ての駆逐艦。

 

同じ理由で巡洋艦での水中聴音による対応もほぼ不可能です。そもそも巡洋艦は潜望鏡深度で先行発見されるのであまり関係ない話かもしれませんが。島裏からの水中聴音は刺さる可能性があるかもしれません(ない)。

 

全体的に潜水艦に対する危機感が薄い

ここまで述べてきて潜水艦がどれだけ厄介な存在であるかは伝わっているかと思いますが、現状戦闘では潜水艦が放置され気味です。空母は積極的にスポットしにこないし見つかっても爆雷空襲が飛んでこないときもあります(もちろん射程圏内で爆雷空襲持ちが相手の時です)。

 

そもそも潜水艦がイレギュラーな存在ですから仕方ないのですがしっかり対応はするべきだろうと思います。まあその対応が一筋縄ではいかないし難しいのですが。

 

 

対策

潜水艦には付き合わないのが最も有効です。つまり潜水艦がいる方面のラインを極限まで下げリプッシュのみを考え、潜水艦がいない方面を攻略して有利を取るのが良いでしょう。

 

えっ、潜水艦2隻で潜水艦が両サイドにいる場合はどうしたらいいかって?潜水艦同士ラムしてもらって平和な戦場になることを祈りましょう。

 

……というのは冗談として、潜水艦が明確に影響力を持ち始める”ハイドロフォン”使用可能までの開幕5分で有利を取ることでしょうか。開幕5分で占領エリアを取り切って1隻撃沈出来れば何とかなると思います。

 

あとは潜水艦同士で戦ってもらって全力で援護するというのがあります。潜水艦同士の接敵が、潜水艦が撃沈される最も大きな要因の1つだと思います。

 

あとは潜水艦のミス待ちですね。

 

 

……対策らしい対策、なくね?

 

おわりに

 

今バージョンの潜水艦もヤバい!という論調でここまで書いてきましたが、勝率は安定しませんしダメージもそこまで出てません。今バージョン入ってから勝率55%くらいで平均与ダメ30,000くらいです。

 

機動性の問題と魚雷という攻撃方法から活躍が限定的なのが問題かと思います。敵の押し側に配置されればダメージも伸びて勝敗にも関わりやすいですが、引き側だと与ダメも伸びなければ勝敗にも関わりづらいです。

 

自分の戦い方が悪いだけかもしれません。ソロで毎試合大活躍するには相応のリスクが必要なのかもしれません(初動突っ込んで裏取りなど)。

 

そういう意味ではバランスは取れているのか……?

これからの調整にも注目です。