テスト休止期間(2ヶ月ほど)を経て再登場した潜水艦の仕様について書いていきます。
過去のモノとは大きく異なりますので注意。
今までの仕様の流れを理解している前提で書くため、以前の仕様については過去記事を参照してください。カテゴリー”潜水艦”から該当記事を確認できます。
直近の記事は↓のものから。
潜水艦側の変更
抗堪性
同格の駆逐艦と比べても見劣りしないくらいタフになりました。その分爆雷等の威力も上げられてますが……。
魚雷
音響誘導魚雷はそのままに、近接信管魚雷が廃止され通常の魚雷となりました。近接信管魚雷と通常魚雷の違いは「垂直方向への誘導の有無」と「ピンガーによるダメージ増加の有無」の2点です。
つまり通常魚雷は水上でしか使えず、ピンガーによるハイライトに関係なくその性能を発揮するということです。しかし艦長スキル「魚雷誘導マスター」によるダメージアップ(2回ハイライトした後に流す魚雷のダメージ+15%)は適用されます。
ソナーピンガー
準備時間が短くなり、2回ハイライトしたときの継続時間が伸びています。
また、複数の敵艦艇に対して誘導することが可能となっています。
魚雷の誘導は最後にピンガーを当てた相手へと誘導される仕様となったため、たとえば敵艦Aに対してピンガー→Aへ誘導魚雷、その後、敵艦Bに対してピンガー→Bへ誘導魚雷が可能ということです。
また、Gキー(キーバインドを変更していなければ)で誘導を行っていないピンガーを無効化することが出来ます。
潜航能力
潜航可能時間が大幅に減った代わりに、被発見状態における追加潜航能力消費量の低減と水上での潜航能力回復レートが向上しました。
たとえばアメリカTier10潜水艦Balaoは基本潜航能力が240(4分)で、被発見状態では1.3倍の消費効率となり、水上では潜航能力が秒間1.5(1.5秒分)回復します。
消耗品
ハイドロフォンの使用回数が無制限となった一方で、応急工作班の使用回数が制限されました。応急工作班は通常で3回です。艦長スキル”管理”で4回に増やせます。
潜航深度
旧来は水上/潜望鏡深度/作戦深度/最大深度の4種類でしたが、今回から水上/潜望鏡深度/最大深度の3種類となりました。
合わせて細かな変更がなされていますが、戦闘中にステータスの画面表示が出るためそちらを確認するのが早いと思います。下の画像をご覧ください。
潜望鏡深度は以前と変わりません。隠蔽距離に”潜望鏡深度での被発見距離”が適用されるのみです。
最大深度は、以前までは水上の様子が分かりませんでしたが今回から画面およびミニマップに表示されるようになりました(以前の作戦深度のような感じです、視程減少も含めて)。
この深度では航空発見はされませんが、水中聴音による強制発見(2㎞)・潜水艦のハイドロフォンによる発見・最大深度の潜水艦同士の強制発見(2㎞)があるため注意が必要です。
戦闘中の変更点
”燃料漏れ”というステータスが追加されました。これは敵艦からの攻撃によって引き起こされ、この状態で潜望鏡深度および最大深度へと潜航すると水上に黒い跡がつくようになります(画像参照)。
潜水艦以外の艦艇の変更点
ソナーピンガーの視認
自艦から8㎞周囲のソナーピンガーが見えるようになりました。これによって潜水艦のより正確な方向を知ることが出来るようになります。
魚雷と違って視界の共有をすることはできません。たとえば自艦から5㎞離れた味方艦艇Aに対して放たれたピンガーは、Aは8㎞から視認できますが自艦からはAから3㎞の距離に入らないと見えません。
空襲の準備時間短縮と確定浸水
爆雷空襲の準備時間が短縮され、当たった場合確実に浸水が発生するようになりました。引き換えに、潜水艦は同時に1ヶ所のみの浸水となりました。
調整を見ての個人的感想
潜水艦のステータスを大幅に変えつつ、それに合わせて水上艦側の対応を調整してきたなといった印象です。基本的には潜水艦優位な調整かと思います。
以前までの潜水艦はどちらかというと裏取りがメインな印象が強かったですが、今回の調整でヒット&アウェイなスタイルになった印象があります。駆逐艦が12㎞から魚雷を流すところを、潜水艦で8㎞まで近づいて誘導魚雷を流し撤退といったイメージでしょうか。
風変わりな魚雷主体の駆逐艦って感じですかね。
ただ立ち位置は依然としてこれまでの艦種とは全く異なるものとなるでしょう。このゲームの一番のキモである隠蔽性に対し圧倒的なアドバンテージを誇るため、それをどう生かしていくか、どこで駆け引きをするかなどが重要視されるでしょう。魚雷は誘導すれば当たるのでさほど問題ではありません。
とりあえず乗ってみないと分からないので、乗った感想はおいおい書いていければと思います。