ランク戦での立ち回り解説、マップ「隣接勢力」編。
隣接勢力
方面別に適性のある艦艇を並べ、ざっくり解説を書いていきます。
A外周
適性艦艇:Kiev・Tashkent・Udaloi・日伊汎亞巡洋・多くの戦艦
適性艦艇を挙げていますが巡洋艦か戦艦であれば大体何でも大丈夫です。
この方面の役割は敵戦力に突破されないことです。ここを突破されると艦艇が固まりやすいBCの味方艦艇が簡単に包囲されあっけなく負けます。撃沈されない程度に死守しましょう。
どのマップにも言えますがこのゲームは外周ラインを制した方がだいたい勝ちます。WoWSはオセロです。絶対に死守してください。
裏を返せばここを制圧できればだいたい勝てます。イケそうなら突破してBC方面の味方艦艇と協力して包囲殲滅してしまいましょう。ポイントは常に隠蔽に入れるよう立ち回ることです。攻めすぎて逆に撃沈されるというミイラ取りがミイラになる事故を防ぎやすくなります。
AB間
適性艦艇:陽炎・夕雲・英米欧汎亞駆逐・Edinburgh(レーダー搭載)
この方面の役割はAの占領です。たいてい敵駆逐艦を撃沈できれば何とかなります。
対駆逐艦で有利を取るために一番簡単なのは隠蔽有利を取ることであるため、適正艦艇には隠蔽の良い艦艇を挙げさせてもらいました。レーダーEdinburghは隠蔽レーダーができてかつ特殊修理班で粘りやすいということで挙げています。
このエリアで戦い抜く上で必要なことは敵味方の射線数の確認です。つまり自分はどれだけの艦艇に撃たれ、敵をどれだけの艦艇で撃てるのかということです。当たり前の話ですが数が多い方が勝ちやすいです。
射線数が有利なら積極的に接敵、不利ならAを占領されない程度に小突くように立ち回ると良いでしょう。
B周辺
適性艦艇:秋月・北風・独仏駆逐・英米軽巡
この方面の役割はBの占領です。Aとは違って島裏で踏むことが可能なため、敵艦艇を排除しなければ占領することは難しいでしょう。
適性艦艇には近距離戦での砲火力の強い駆逐艦と島裏で活躍しやすい艦艇を挙げさせてもらいました。ソナーとレーダーの影響力が出やすい場所ですので上手に入れれば非常に強力です。
しかし島裏の敵艦艇を突破するにはAB間が突破できているかC方面が突破できていないと有効な射線を形成しづらいため、対処には少し時間がかかります。なので一番大切なことは粘り強く機会を伺うことでしょう。
また、駆逐艦であればAB間の支援にも回れる位置を取れると強力です。AB間の敵駆逐艦が撃沈できるのであれば一端Bを占領されたとしてもおつりが返ってきます。状況が許せば積極的に狙ってみると良いでしょう。
C周辺
適性艦艇:独仏ソ駆逐・レーダーを搭載した巡洋・多くの戦艦
この方面の役割はCを占領されないことです。踏み合いを維持できるのであればそれでも大丈夫です。
この方面は駆け引きが必要なエリアです。一端状況が固まってしまうと突き崩すのが難しいため、戦艦が到着するまでにケリを付けるか敵の動きがあるまで待つかのどちらかになることが多いです。
一方的に有利を取るためにはAB方面の攻略ないしC外周の攻略が必須であり時間がかかります。仏ソ駆逐以外はこの方面で構えつつ可能な限りAB方面へ砲撃支援するのが無難です。
この方面のみで突破するには高度な判断力が求められるため(プレイヤースキルが必要であるため)非推奨です。敵艦艇がまったくいない、3vs1など圧倒的に状況が有利な場合以外攻めることはしない方が良いでしょう。よくてCエリア内の島裏で占領妨害です。
仏ソ駆逐艦であれば速力を生かしてCを占領→慌てて占領しにくる敵艦艇をスポットないし自身の砲撃で撃沈という戦術がとれます、参考までに。
また、ドイツ第2戦艦ツリー(Zieten・P.Rupprecht)は接近戦において魚雷が大活躍するので最悪突っ込んで交換が狙えます。覚悟を決めるならエリアの踏み合いになった場合です、水中聴音を使って突撃しましょう。
C外周
適性艦艇:仏ソ駆逐・英重巡・独仏ソ巡洋
この方面の役割はC周辺にいる敵艦艇への牽制です。状況が固まりやすいC周辺攻略の要の一つです。
C周辺の状況が固まっていないのであれば行く必要性は薄いです。C周辺の隻数の1つとしていた方が良いでしょう。
基本的には単艦、多くても2隻でC周辺の敵(主に戦艦)に対して火力を投射することで移動を誘発させられれば良いでしょう。状況が固まったCは単独で飛び出した艦艇から集中攻撃されて大ダメージを受けるためそれを狙っていきます。
牽制しに行った結果、逆に集中攻撃されて撃沈されるといったミイラ取りがミイラになる現象だけ気を付けましょう。