びーびーの記録

主にWoWsについて、自分が書きたいことを書きます。

【WoWS】Ver.0.10.11の潜水艦についてと今後の調整について

「潜水艦は調整が二転三転するから記事は正式実装から」などと言いつつも書いているびーびーすたーずです。

 

さて、Ver.0.10.11のアップデートが入ってからしばらく経ちましたがいかがお過ごしでしょうか。私はクラン戦で毎度よろしく駆逐艦に乗ってヒィヒィ言ってます。

 

今回は今アップデートでの潜水艦変更点で、昨日発表された潜水艦の今後の調整の所感を書いていきたいと思います。

 

 

 

Ver.0.10.11での変更点

 

最初から使えなくなった消耗品”ハイドロフォン”

最初に使えるまでに準備時間が設けられました。5分経たないと使用出来なくなったため、最速での潜水艦同士の折衝が少なくなりました。

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画像は戦闘開始直後の画像
ハイドロフォンの部分にクールタイムが表示されているのが分かる
(旗や艦長スキルによって短縮は可能)

 

水中での魚雷予測線の表示

作戦深度ならびに最大深度でも魚雷の予測線が表示されるようになりました。今まで分かりづらい時があったため嬉しい変更点かと思います。

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水中でも魚雷の予測線が表示され戦いやすくなった
予測線の表示も見やすくて良い

 

トレーニングモードで潜水艦が出撃可能に

水中のモデリングが終わっているマップに限りますが、潜水艦が出撃できるようになりました。

 

以下、潜水艦が使用できるマップです。Ver.0.10.11現在、大体のマップで出撃可能です。

  • 大海原
  • リング
  • 海峡
  • 新たなる夜明け
  • 大西洋
  • 北方
  • ホットスポット
  • 断層線
  • 氷の群島
  • 2人の兄弟
  • 火の地
  • 破片
  • 幸運の海
  • 砂漠の涙
  • 北極光
  • 山岳地帯
  • 粉砕
  • 沖縄
  • トライデント
  • 隣接勢力
  • 戦士の道
  • ループ
  • 河口
  • ギリシャ
  • 北方海域

 

魚雷の最大ダメージの表記変更

近接信管魚雷の最大ダメージが向上していました。

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Balaoの近接信管魚雷
以前の最大ダメージは11,600であったため約1.9倍のダメージ向上
装填時間や雷速は諸々込みの数値です

 

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U-2501の近接信管魚雷
以前の最大ダメージは12,033だったため約1.9倍のダメージ向上
装填時間や雷速は諸々込みの数値です

 

これで超至近距離魚雷で撃沈を狙えそうでしたが、検証したところ表記が揺れただけでした。

 

以下検証画像を並べていきます、使用艦艇はBalaoです。

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駆逐艦へのダメージ量の目安
ピンガーでのハイライトは無しで、船体中央部に当てた時のダメージ量
最大HPによってズレはあるかも知れませんが大体これくらいです

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2回ハイライトして駆逐艦に魚雷を当てた時のダメージ
説明にはダメージ量が向上すると書いてありましたが、ダメージ量に変化はありません
また、表記の最大ダメージに全く届きません(以前の最大ダメージには近い値です)

 

それではなぜ最大ダメージが出ないのか、原因を推察しました。

 

”2回ハイライトしたときにVPパートのある部分に魚雷を当てることでVPヒットのリボンが出るが、それがダメージ向上の結果であるのではないか?”

 

ということで対象を巡洋艦に変えて再度検証。

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2回ハイライトしてデモインに魚雷を当てたときのダメージ
かなり表記に近いダメージが出ました

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2回ハイライトしてヒンデンブルグに魚雷を当てた時のダメージ
こちらも高いダメージが出ました

 

推察通り、2回ハイライトさせてVPヒットさせた場合に表記の最大ダメージに近いダメージが出ることが分かりました。

 

おそらく前Verの最大ダメージの表記はダメージの向上が無い場合の最大ダメージで、今Verの最大ダメージの表記は条件が整った場合の最大ダメージということかと思います。

 

では、デモインとヒンデンブルグでそれぞれ出るダメージが違うのは何故でしょうか。これはおそらく耐水雷防御の差かと思います。

 

対水雷防御の値はデモインで7%、ヒンデンブルグで13%となります。

21,890*(1-0.07)=20,357

21,890*(1-0.13)=19,044

それっぽい数字は出ますが、数字のズレが気になります。致命的なズレではありませんが、念のため他艦種でもデータを取ってみます。

 

ということで次はHPが多く耐水雷防御も高い戦艦で検証したいと思います。

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2回ハイライトしてクレムリンに当てた時のダメージ
耐水雷防御は46%でダメージは11,621
21,890*(1-0.46)=11,820

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2回ハイライトしてG.K.に当てた時のダメージ
耐水雷防御は25%でダメージは16,004
21,890*(1-0.25)=16,417

耐水雷防御の値によって与えるダメージに変化があることがわかりました。また、計算の値と実際のダメージの差は巡洋艦の場合を加味しても200~500程度となっており、致命的なズレが出るほどではないようです。

 

つまり2回ハイライトしてVPヒットさせた場合のダメージは、最大ダメージから耐水雷防御による軽減を差し引きした値に近しくなります

 

 

 

今後の調整

 

昨日、Ver.0.11での潜水艦の調整が開発者ブログで発表されました。

 

英語読めねーよ!って方は有志で翻訳されている方がいるのでそちらを参照してください。

Devblog: 0.11.0PTにおける潜水艦の変更 - じーふぉーの落書きスペース

 

ここでは要点と与える影響について書いていきます。

 

潜水艦まわりの調整あれこれ

  • HPの増加
  • 2回ハイライトした場合のピンガー有効時間の延長
  • 最大深度の上限の削減
  • 潜望鏡深度でのレーダー被発見削除

 

結果的に見ればバフかと思います。HPが増えればリスクを取りやすくなりますし体当たりでのダメージも向上します。また、旗無し駆逐艦相手なら頑強が見込めるくらいにはなっているので駆逐艦で遊ばれる方は万が一に備えて旗を載せておきましょう。

 

ピンガーの有効時間延長は魚雷の誘導時間延長だけでなくミニマップ上の位置更新時間の延長にもなります。ピンガーを当ててミニマップに表示する能力が強化されたと言って良いでしょう。

 

最大深度の幅がなくなることで対潜水艦戦での深度調整幅が少なくなり、お互いに魚雷を当てやすくなると思います。

 

潜望鏡深度でのレーダー被発見がなくなることで安全に行動できる範囲が格段に広がりました。現在の潜水艦は駆逐艦・水中聴音・レーダー・艦載機と非常に動きにくい状況だったのでこれで少しはマシになるのではないでしょうか。おそらくこの調整が一番影響力が大きいと思います。

 

対潜爆撃機の変更について

バラまく数を減らす代わりに一撃火力を上げるような調整となります。「当てたのにダメージが低くてなんだかなあ」と思っていた方には嬉しい調整ではないでしょうか。

 

爆雷の効果範囲も広がるため潜水艦にとっては厳しい調整かと思います。

 

駆逐艦と巡洋艦の爆雷威力強化

ダメージ量を40%増加させるようです。潜水艦のHPも増えるのでそれに合わせて...といった感じでしょうか。現状機能しているか分かりませんが一撃火力が上がるのは良いことだと思います(潜水艦との接敵回数は少ないため)。

 

 

おわりに

 

Ver.0.11の潜水艦の調整で自分が楽しいと思っていた潜水艦が息を吹き返す気がするのでまた頑張ってみようと思いました。