鋼鉄艦艇に新たな艦艇が追加されます。Somersが実装されて以来、久々の鋼鉄駆逐艦になります。初見殺しされないようしっかりと性能を確認していきましょう。
※テスト中のステータスのため変更の可能性があります。あらかじめご了承ください。
Tier10ヨーロッパプレミアム駆逐艦Ragnar
鋼鉄27,000で交換することが出来ます。
ヨーロッパ駆逐艦と言えばハランドやスモーランドがいますが、それらの艦艇とどう違うのか見ていきましょう。
抗堪性
HP26,500とかなり多いです。比較としてはマルソーのHPが21,900、春雲のHPが25,600です。艦長スキル”抗堪専門家”を取得することでぴったりHP30,000になります。
主砲
152㎜連装砲を前方1基後方1基の計2基4門を搭載しております。
弾道弾速は良好で引き撃ちの駆逐艦にもしっかりと当てることが出来る性能になっております。
注目すべきは2点です。
1つ目は精度の良さです。最近実装されたドイツ第2ツリー駆逐艦と同様に特殊な散布界となっております。射程13㎞に対し最大散布界が61mと非常に良好な精度です。比較として射程12.6㎞の春雲では最大散布界109mとなっています。
2つ目は全周砲塔ということです。砲戦向きを考えずに戦うことが出来るというのは大きく、かゆいところに手が届く感じです。ハランドやスモーランドと違って戦いやすさを実感できると思います。
魚雷
ありません。
砲戦能力こそ力の全てと言わんばかりです。
対空火力
ヨーロッパ駆逐艦らしくかなり高めに設定されています。防御砲火こそないですが十分すぎるほどの対空火力です。
中距離は強く長距離は弱い
性能の傾向としては自衛用の対空となっています。自艦狙いの航空攻撃に対して有効に対空砲を叩きこんでやりましょう。
機動性と隠蔽
大型の駆逐艦らしく機動性はあまり良くありません。比較としては北風が36ノット/730m/4.6秒です。
隠蔽は特化で7.5㎞と非常に悪いです。隠蔽帯で言えばクレベールの7.8㎞の次あたりになります。
その他
2点あります。
装甲について
舷側に広い範囲で25㎜の装甲板がついています。これによって大半の駆逐艦のHEを弾くことができます。かわりにAPが刺さりやすくなっていますので注意が必要です。
特にElbingやDaringなどの跳弾優遇持ちのAPには要注意です。
消耗品について
修理班・警戒レーダー(射程7.5㎞)・緊急エンジン出力の3点セットです。非常に強力です。
スモーランドと似ていますが要所ごとに効果が異なります。具体的には、レーダーの動作時間が30秒であることと緊急エンジン出力の準備時間が180秒であることです。また、使用回数が1回少ないため、艦長スキル”管理”取得で最大3回となります。
実際に乗ってみた感想
対駆逐艦では群を抜いた強さを持っています。
マルソーやクレベールが相手でもかなりのところまで撃ち合える性能です。
マルソーやスモーランドと比べてDPMこそ負けていますが、精度が良く弾道も良いため引き撃ち同士の中遠距離の撃ち合いになっても継続的な命中が見込めます。また、修理班があるため相当しぶといです(修理班は抗堪込み旗込みで1回5,200回復します)。地味に25㎜装甲で弾く可能性がある点もポイントが高いです。
問題のレーダーですが隠蔽とレーダー距離が等距離のため、占領エリアにひっかける感じで使うのは微妙でした。何も知らずに頭を向けて突っ込んでくる相手はボコボコに出来ますが、古からの尻相撲にはそこまで有効ではありません。どちらかと言えばエンジンブーストと組みあわせて辻斬りする方が強いと思います。
運用の上で気を付けることは煙幕のない駆逐艦に共通することではありますが、敵艦の射線をしっかりと意識して仕掛けることかと思います。敵の駆逐艦に突っ込んだら周りの敵艦に集中砲火された、などはよくある死因ですのでしっかりと状況を見極めるようにしましょう。幸いレーダーがあるため、仏駆よりは突っ込んだ際の敵駆逐撃沈はやりやすいと思います。
反面、魚雷が無いため大型艦に対してのダメージソースが少ないです。この手の駆逐艦では珍しく大口径のためHEは巡洋艦に通りが良いですが、戦艦には相変わらずです。駆逐艦狩りにばかり目を向けず、敵大型艦の食い止め方なども頭に入れておきましょう。撃たれない確証がある場合は積極的に敵艦艇に砲戦を仕掛けるべきだと思います。
(参考)艦長スキルとアップグレード
21ポイント艦長
危険察知は是非取得したいところですが
ポイントが足りないため敵弾接近警報で代用しています
レーダー改良はいらないと思います
対駆逐に寄せて装填アプグレにしていますが、射程でもいいかもしれません
参考動画
参考動画として茶番動画を1つ作成致しました。Ragnarらしい要素をまとめたつもりです。よければご視聴ください。
※こちらの動画はテスト期間中に撮影されたものです。あらかじめご了承ください。
おわりに
最近の駆逐艦のコンセプトが”駆逐艦に強い駆逐艦”で見事に固まっているように見受けられます。魚雷を主体とした雷駆乗りの方にとっては逆風といっていいでしょう。しっかりと対策を考えた上でどう対応するか実践していきましょう。