本日より販売されましたWeimar(ワイマール)について性能や取扱方について書いていきます。艦影から分かるかも知れませんが、ツリーTier7巡洋艦ヨルクの主砲を換装した艦艇になります。
基本性能
抗堪性
HP32,000は軽巡の中では平均的です。同Tierのショールスが32,200でヘレナが33,300ですので大きな差はないかと思います。
主砲
150㎜3連装砲を4基12門搭載。この主砲はTier6巡洋艦ニュルンベルクと全く同じものであり、似たような感覚で使用することが可能です。
ドイツ艦艇ですのでHEのダメージ量こそ低いですが貫通力は通常より高く、また、APの最大ダメージが高いことも魅力といえます。
魚雷
3連装4基12門搭載。ツリー艦艇が使用しているものと全く変わりません。
対空火力
対空火力は他ドイツ巡洋艦と同じで最低限の自衛用です。対空兵装はヨルクと全く変わらないため使用感も変わらないかと思います。
Tier6空母相手であればそれなりに有効なレベルかと思います。
機動性・隠蔽・消耗品
この艦艇の最大の特徴はエンジンブーストが使えることです。通常より効果値が高いエンジンブースト(最高速度+15%)となっており、使用時は35.6ノットまで到達します。
また、観測機も通常よりも効果値が高く(射程+30%、動作時間60秒)、使用時は最大射程18.2㎞となります。この時の弾道は非常に山なりになるため、島裏の敵艦を撃つ際には重宝します。
性能を見た時誰もが思うこと
隠蔽悪くない?
→軽巡の中ではショールスの次に悪いです。元が重巡のヨルクなので仕方のないことです。
射程短くない?
→たしかに軽巡の中では米軽巡に次いで短いです。しかし、米軽巡と違って本艦はエンジンブーストを搭載しているため射程内に収めることは容易です。
強いか弱いか
使いこなせれば強いです。性能としては対巡洋艦・対戦艦での撃ち合いが得意な方におすすめしたい艦艇です。
ぶっちゃけエンジンブーストが付いてるだけで使いこなせれば強い部類まで行きます。撃ち合いにおいてエンジンブーストは消耗品として破格の性能を提供するからです。駆逐艦も同様です。エンジンブーストを信じろ。さすれば敵弾は前後に避けていく。
運用
基本的には外周に走って敵巡洋艦・敵戦艦との撃ち合いになります。装甲が固いわけではないため戦艦との無理な撃ち合いは禁物です。単一射線で戦艦2隻までが限界かと思います。
外周が狭く島が多いマップでは序盤は島に張り付いてソナー支援なども考えられます(マップ「破片」など)。そのあたりは臨機応変にいきましょう。幸いエンジンブーストのおかげで目的地には素早く辿り着くことが出来ます。
撃ち合いでは島で射線を切るだけでなく、射程外に出ることで隠蔽に入るといった射程が短いことを生かした戦法を取れると生存性が格段に上がります。
観測機を使っての射撃は追撃というよりは島裏に引きこもっている艦艇への嫌がらせに使うのが効果的です。引き撃ち時に使っても良いですが通常より効果時間が短いことにだけ気を付けましょう。
一応喫水線に80㎜の装甲帯があるのでVP狙いの戦艦砲なら捌けますが、狙って出来るほど敵の主砲の精度が良くないため弾いたらラッキー程度で考えておきましょう。
おすすめアップグレードと艦長スキル
重榴弾+最上級砲手の組み合わせを取得すると巡洋艦同士の撃ち合いで有利を取りやすくなります。代償として隠蔽は13.2㎞まで悪化しますが、ダメージを出すことが求められる艦艇ですので極振りしても良いかと思います。
隠蔽悪化によって生存性が下がる方は重榴弾を外して抗堪専門家を取得すると良いでしょう。
(参考)ナライ適性は非常に高い
シナリオの適性は非常に高く、巡洋艦の中ではアトランタやフィジーなどと肩を並べるほどです。参考動画URLを貼っておくので購入された方は是非ご覧ください。
おわりに
このTierの艦艇で格上にダメージが通りやすい軽巡というのは貴重かと思います。初心者向きではありませんが、このゲームに慣れてきたプレイヤーであれば使い込むほど撃ち合いが楽しくなる艦艇になっているかと思います。