びーびーの記録

主にWoWsについて、自分が書きたいことを書きます。

【WoWS】クラン戦振り返り~シーズン10:ループ~

まずはじめに、今シーズンもお疲れさまでした。Tier10でのクラン戦に慣れているJCにとって、Tier6クラン戦の環境は艦艇性能への不満と空母への対応で非常に厳しい戦いを強いられました。

 

おそらく今期は”もうやりたくない”という感想を抱いた方が多かったと思います。JCでは空母はもちろん、思ったところに弾が飛ばない(シグマ値や散布界の問題、主にスタグラとの比較)ジレンマを抱えていました。

 

それでもタイフーン30勝ミッション達成者を複数人出せる程度には戦い抜けたところにJCの底力を感じるシーズンでした。

 

 

さて、それでは今シーズンよく見た編成とその考察を行っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

戦艦編成

 

戦艦は色々な艦艇が選択され偏りは少ないように感じた。しかし、上位に行くほど戦艦編成は姿を消していたため、実質的な分布は分からない。よく見た戦艦はバイエルン。

 

余談だが、JCは某クランのウォースパイトに大敗を決した(相性が悪かった)。

 

 

戦艦1シュペー6

 

ゴリ押し編成。圧倒的HPプールと強制貫通を駆使して敵を轢き殺す。小賢しい煙幕にはドイツ謹製ソナーで無理やり発見しに行く(レーダーが無いため)。一撃力はもちろん、ヘイト受けの観点からも戦艦の偉大さを感じる編成。

 

派生形にシュペーを外周火力艦(ブジョンヌイなど)に変える編成も。おそらく外周とのクロスを組む目的(シュペーは速力がないため外周適性が低い)。また、対シュペーを意識してペンサコーラを入れるものもあった(艦首25㎜による強制跳弾を狙う)。

 

駆逐艦を入れて索敵能力を上げる編成も。しかし、孤立することが多いことから、空母に狙われることが多く機能不全に陥っている印象であった。

 

 

空母編成

 

初期こそ種類豊富であったが、最終的に大半が龍驤を採用していた。雷撃火力はもちろん、AP爆弾がやはり凶悪であった。母艦隠蔽も良く、”母艦本体で隠蔽を割る”なんてこともあったりなかったり。

 

ロケットのレティクル変更が途中に挟まった関係で、ロケットへの対処がしやすくなった……と思ったが、運ゲー要素が高まっただけで巡洋艦はむしろ貰うダメージが割合増えた。やはりロケットは悪。

 

余談だが、自分は途中に追加されたエーリヒ・レーヴェンハルトの爆撃ガチャに見事負け、駆逐で初動7,000強のダメージを貰い天を仰いだ。

 

 

 

 

 

空母1シュペー3ファンフー3

 

飽きるほどに見た編成。シュペーがタンクしてファンフーが煙幕からボコボコにしてくる。

 

ファンフーの隠蔽の良さと煙幕でエリア占領も容易であり、また、焦って前に出てきた奴からタコ殴りにする。駆逐艦が少ないこともあり最良隠蔽がファンフーであったことも強かった。

 

途中のアップデートで煙幕展張時間を底上げする旗が登場するなど環境的にも追い風であった(煙幕展張時間が2分を超える)。

 

これに勝てるかどうかは、煙幕内のファンフーにどのような解答を叩きつけるかにかかっている。雷撃で移動させるか、ソナーで割るか、煙幕内に弾を撃ち込み続けるか……クランによって対応策は違ったように見える。

 

派生形も幅広く、駆逐を入れたり外周火力艦(煙幕に頼らない艦)を入れたりなど。デボンシャーやドグラース、ブジョンヌイなど。

 

 

空母1シュペー6

 

暴力編成。Tier10で流行った空母1スタグラ6の流れを継いでいる。

 

スタグラと違ってレーダーも無ければ砲も集弾しない。JCでは真っ先に切ったタクティクスであった。

 

しかし上手いプレイヤーというものはいるもので、射程限界からでも平気でシュペーの弾をボコボコ当ててくる。煙幕内に撃ち込むのもお手の物と、隙が無かった。

 

圧倒的プレイヤースキルがあれば最強のタクティクスで間違いない。

 

 

その他よく見た艦艇

 

大体が上記の編成であったが、派生形としてよく見た艦艇を列挙する。

 

・煙幕持ち(パース・ロンドン・たまにリアンダー)

 

・外周火力艦(ブジョンヌイ・モロトフ・ドグラース・デボンシャー・ペンサコーラ)

 

・駆逐艦(撫順・イカロス・T-61)

 

 

おわりに

 

空母+煙幕艦艇のキープ力が高く、レーダーの重要性を強く感じました。煙幕内にコンスタントに当てられる技術に乏しかったため、非常に苦戦しました。

 

また、艦載機への対処として防御放火があまりに頼りなかったのも印象的です。有効なのはダラスとペンサコーラくらいのものかと思います(その2隻も上位リーグではあまり採用されていませんでした)。防空の最適解は水上戦闘機だったため、艦長スキル「戦闘機指揮所」は非常に有効でした。

 

次がどうなるかは分かりませんが、とりあえずKotSがあるのでそれを頑張りたいと思います。