WoWSはチーム戦ですので、連携によって実力以上の結果を出す場面が多く存在します。もちろん各人の実力やマップ相性・艦艇性能によって大きく変わりますが、連携の重要性を説かれて否定する方は少数かと思います。
今回はなかなか連携が組みづらい単独での出撃(野良ソロプレイ)における、上手な連携を取るための戦闘内チャットの使い方について書いていきます。
チャットの使用目的
連携と違反プレイヤーへの注意にあると考えております。
連携
連携を取るための情報伝達と意思表示をしましょう。例を挙げればキリがありませんが、たとえば消耗品の選択状況(一部の駆逐艦の煙幕/魚雷装填ブースター・一部の巡洋艦の煙幕/警戒レーダーなど)や攻撃目標の意思表明などが該当します。
違反プレイヤーへの注意
AFKやFFに対する”注意”(周りへの注意勧告)は、被害を最小限に抑えるためにも伝えるべき事柄です(オープンチャットでの通報勧告や晒し等は除きます)。
言葉にしないと伝わらない
味方艦艇に対してマップピコピコ(A1に注意せよ!など)だけする方、多いと思います。上手くいかなかった場合はセットでFワードやuseless、stupidなどが付いてきて不愉快になるアレです。
マップピコピコする心理として、おそらく現状に対する注意喚起をしたいのだと思います。このままではいけない、何とかしろ。そんな意図を込めての行動なのでしょう。
残念ながらほとんどの場合、その意図は伝わりません。
当然のことですが、マップピコピコでは注意しろ!としか表示されません。WhatもHowも分かりません。何をどのように注意するのか、大切な部分が全く伝わりません。
言語の壁
チャットの利用が上手くいかない原因第1位でしょう。マップピコピコしかしない方の理由にはこれも該当すると思います。
自分の考えが最も伝えやすい言語が使えない、他言語では上手く表現できないというのは厳しいものです。その結果、チャットを使用しない方も多いのかと思います。
私も英語での会話はほとんど出来ません。中国語やハングルでの会話は言わずもがなです。戦闘中に翻訳ソフトを使う暇なんてもちろんありません。
そもそも、相手がどの言語圏のプレイヤーであるかの判断は事実上不可能です。そのため、たとえ英語でチャットをしたとしても通じるかどうかは分かりません。
ファンクションキーを上手く使おう
今までの流れから、チャットを打ったところで相手に伝わらない可能性があるということが理解できたかと思います。チャットを打つこと自体は悪いことではありませんが、それが自分の思っている通りに伝わるかは分からないということです。
しかし、使えばほぼ確実に伝わるものが存在します。
それはファンクションキー(F2~F12)による指示です。
ファンクションキーによる指示は各人のゲーム内設定言語に変換されて伝わるシステムメッセージになります。例えばF10は日本語では「幸運を!」であり、英語では「Fair winds and following seas!」になります(Good luck!ではなかった……)。
といった感じで間違いなく伝わります。マップピコピコとファンクションキーを合わせて使えば何となく伝わるはずです。細かい指示までは叶いませんが、大抵の指示はこれで間に合わせられると思います。
さいごに
ぶっちゃけてしまえば相手が設定やModでチャット機能をそもそもOFFにしている場合は全く伝わりません。また、プレイに集中するあまりチャットを見る余裕がないプレイヤーもいます。
しかし、何も言わずに愚痴をこぼすよりかは伝えたけど残念ながら伝わらなかったの方が、可能性があるだけまだマシかと思います。もし10回に1回意図が伝わって勝つことが出来ればそれは非常に有意義であると言えるはずです。
ランダム戦、それもソロでのプレイとなると連携には限界があります。どうしても我慢ならない方は分艦隊やクラン戦でのプレイを推奨します。