駆逐艦の中でも、雷撃が得意なモノ(雷駆)と砲撃が得意なモノ(砲駆)があります。たとえば日本駆逐艦は雷駆で、ソ連駆逐艦は砲駆です。
これまで自分は雷駆の運用や魚雷の当て方については書いてきたように思いますが、砲駆についてはあまり言及したことが無かったように思います。
ということで今回は砲駆とはなにかということと、簡単な運用方法について書いていこうと思います。
砲駆とは
始めにも書きましたが、砲撃が得意な駆逐艦のことを指します。ソ連やフランスの艦艇がその代表と言えるでしょう。
装填までに長い時間を要し敵の未来位置に対して流す魚雷とは違い、エイム次第でどこまでもダメージを出すことのできる主砲での砲撃は脅威であり、魚雷以上の戦果を上げることも可能です。
魚雷の“見えない脅威”に対して、砲撃の“見える脅威”と言えるかもしれません。
砲駆は雷駆に比べ隠蔽値が悪い場合がほとんどです。
そのため、いわゆる“よくある駆逐艦の動き”とは違う動き方をしなければなりません。
では、砲駆の運用方法について、一般的な駆逐艦の動きと比較しながら見ていきましょう。
砲駆の運用方法
①占領
初手占領はやめましょう。
隠蔽を一方的に割られた後、敵艦の集中砲火を受け瀕死になること間違いなしです。
占領は最終的に取り返せればいい、という心持ちでいましょう。
ただし、対面に敵駆逐艦が来ていない場合や島を使って隠蔽状態で占領に関わることができる場合はその限りではありません。
②スポット
敵駆逐艦に一方的に隠蔽を割られないような位置にて、戦艦・巡洋艦をスポットできるようにしましょう。自艦も砲撃に参加することで敵艦の砲撃を誘い、発砲ペナルティにて隠蔽を割る動きができることも覚えておきましょう。
③魚雷
魚雷よりも主砲に頼れ!
自分から積極的に魚雷を流しに行こうとしないこと。
ただし、島裏からの急な接近戦や引き撃ち開始時のとりあえず流す魚雷はOK。
(参考)理想的な動き
初動…外周に周ってスポットを取る
序盤…自慢の主砲で敵巡洋艦・戦艦を退かせる
中盤…孤立した駆逐艦に距離を詰めて主砲で沈める、エリア占領を取り返す
終盤…スポットを取りつつ可能な限り砲撃に参加する
おわりに
撃ち合いをする以上、エイム力や回避能力が求められる砲駆は少し難しいかもしれません。しかしハマったときの敵を手玉に取る感覚は非常に面白いです。
空母も減ってきた今日この頃、砲駆、いかがですか?